みなさまこんばんは~(^.^)
長男クンの誕生記録を残しておこうと思います。
宜しければご覧くださいませ(^-^)
長男クンを授かったのは、まだ私が19歳の時。
まだまだ私自身が大人にすらなれてない…時の妊娠。
既に母は天国に行っちゃってたから、この喜びを分かち合う事ができなった。
でも、唯一…父親だけは喜んでくれました。
母方のおじいちゃんおばあちゃんと同居していた私達。
結婚した私達に、「子供は当分作りなさんな。」と言いました。
結婚して直ぐに妊娠した私。
なかなかおばあちゃんに言えなかった…。
嬉しい事なのにね…
でも、おばあちゃんの耳にいつの間にか入ってしまった。
私をしかる事もなく、私の体を気づかってくれたおばあちゃん。
当たり前だよね。
でも、私のなかでは怒られるってどっかで思っていた。
つわりで辛いときも毎日食事を食べさせてくれたおばあちゃん。
初孫の父に初ひ孫のおばあちゃん。
二人でベビー用品の用意をしてくれました。
遊びに行けば何か買ってある(笑)
初めての出産で持病のあった私は、地元の掛かり付けの総合病院で産むことにしました。
おばあちゃんがね…「あなたがここ(実家)で産みたいなら産みなさい」って言ってくれ、凄く安心したのを今でも覚えてる。
その言葉を待っていたの。
予定日の1週間前に里帰り。
穏やかな毎日でした。
予定日を1日前に控えた夕方辺りからおしるしと陣痛らしき痛みが…
病院に電話したら、「入院の用意をして来てください」との事。
まずは色々検査して、とりあえず様子みて入院。
私のベッドの横では、うーうーとうなる妊娠さん。
それがあり得ないほどうるさくてね(笑)
私の陣痛もとぉのいた(笑)
騒ぐだけ騒いで(笑)
気がついたらその妊娠さん産んでました(笑)
そのあと看護師さんに「ご迷惑をお掛けしました」
と話してましたが…私にも言ってよ!って思うほどあり得ないくらいの騒ぎっプリ(笑)
朝になって完全に陣痛が消え去った私は…一旦自宅に帰る事に。
夜中中大騒ぎだった妊娠さんのお陰ですっかり寝不足だったkuu。
自宅に帰り、少し寝る事に。
お昼頃にお腹の痛みに目が覚めて…とうとうやってきた陣痛。
でも眠たい方が勝っちゃって(笑)
また寝る事に。でもだんだん痛みがきつくなり、感覚は一定ではなかったのでTV見たりおじいちゃんと話したりしてた。
この日、おばあちゃんはお友達とお稽古。
とりあえずおばあちゃんが帰ってくるまで待つことに。
また、帰されるのはイヤだしね(笑)
夕方おばあちゃんが帰宅する頃には定期的で息が止まるくらいの痛みに…
でもまだ行きません。
15分間隔になったら行くって決めてたの。
病院も車で行っても5分程度。
6時過ぎに病院に行きました!
検査したら、子宮口も3㎝まだまだ。
あり得なかったのが【浣腸】。
どっちの痛みか解らんし、いきんでいいんかも解らん。
そんな事してる間にも陣痛の痛みがさらに強くなってきた。
そんな中、おばあちゃんが、お産は体力勝負や!っておにぎりとちょこっとのおかずを持って再度病院に来てくれたの。
痛みに耐えながらそのおにぎりをほうばりました(笑)
間隔が短くなるし、痛いし一生懸命痛みのがしをしてるとふと耳に入ってきたBGM。
普通、病院に流れる音楽ってオルゴールの優しいBGMでしょ?
でもね~ここの病院、何を思ったのか、モーニング娘。の【ラブマシーン】がエンドレス(笑)
ウォウウォウゆーてる場合か!と突っ込みたくなりました。←ってか看護師さんに突っ込んでやったで(笑)
ラブマシーンの音楽にイライラしながら痛みはMax。
ギャーギャー騒がずただひたすら黙って耐えました。
様子を見にきた看護師さんが、内診すると「こりゃ大変や!直ぐに分娩台いかな!」と歩ける情態でない私を半ば引きずる情態で分娩台へ…(笑)
4・5回いきんでスッポンと産まれた長男クン。
感動したなぁ♪
涙がボロボロでた。
長男クンを産んだ病院は、立ち会い出産一切禁止の病院。
今ではありえへんやろ(笑)
しかも!産まれた連絡をするのにちゃんと入院の時に書いた書類に出産報告連絡先を書いてたのに、お産でぐったりの私に「ご主人の連絡先何番?」とか言ってはる(笑)
はい。答えましたとも(笑)
しかも屋やで!
産まれたのが、夜の11時28分。
殿に電話で告げたのは「12時までに来なかったら赤ちゃんだっこ出来ません。」ハァ~?
この時、殿は京橋。頑張って行っても20分では到着しません。
うちの殿。すべて信号無視の危険運転。
ギリギリ我が子を抱けました(笑)
この時に、私の父、おじいちゃんとおばあちゃんも駆けつけてくれて、
看護師が「お父さん。赤ちゃんですよ~」と長男を連れてくると、何を間違ったんか、うちの父が「はぁーい」って行きはった(笑)
…う~ん確かに私のお父さんやけど、あなたはおじいちゃんですから!
そのときの殿…「あっ!違う…」とボソッと(笑)
処置が終わって病室に向かう私に近寄ってきたのも父でした。
もう。ボロボロ泣いてね(笑)
「よー頑張った!」と言って泣いてました。
うちの父、ずっと号泣(笑)
殿曰く、「泣きたくても泣かれへんかったわ…」(笑)
皆が帰った後、私は初産にも関わらず後ばらに苦しむ羽目に(ToT)
ありえへん痛みやったわ。お産より痛かった(ToT)
翌朝、出産後の初の授乳。抱っこするのが怖かった。
力入れたらボキッって折れちゃうかと思うほどの小さな体。
お腹の中からずっと呼んでいた【むっちゃん】って呼び名。
「むっちゃん、私がお母さんです。」って改めて自己紹介(笑)
この【むっちゃん】って呼び名、息子のむっちゃん。
実際の名前とは全然関係ない、今でも彼をむっちゃんって呼んでます(笑)
1週間の入院中、毎日来てくれた父。
退院後も暫く実家でお世話になるのに赤ちゃんの面会時間になったら必ず来た父。
とっても厳しくて怖かったはずの父がすっかりたれ目のおじいちゃんの顔になってた。
退院後も毎日、帰宅して直ぐに私と息子のいる所に駆けつけてずっと抱っこしていた父。
雪が降った日があった時は、窓際で「ほら。雪降ってるで~」
って話しかけてた父。
皆に祝福して貰って産まれた長男クン。
彼の記憶には、私の父とおばあちゃんの記憶が有りません。
でも、これからも私が父の話、おばあちゃんの話をしてあげたい。
勿論私の母のはなしも。
そして…何より私と殿を【母親・父親】に初めてしてくれました。
まだまだ未熟で力不足な私達をどうぞよろしくね。
長々とすみません。
長男クンは、沢山の人から祝福されたとっても幸せな子です。