バルセロナのフランス代表FWグリーズマンが自身の適正ポジションはフランス代表のデシャン監督が起用するトップ下だと公言したことについて、グリーズマンを右サイドで起用するバルサのクーマン監督が「(15日に)グリーズマンと話し、私はチームにとってのベストを目指すこと、我々にとって彼は右でベストだと伝えた。」とコメントしました。
続けてクーマン監督は「彼は3つのポジションでプレーできる。10番や9番としてもプレーできる。実際、私がオランダ代表を率いていたときに、フランス代表との試合で彼は右でプレーした。」とコメントし、「グリーズマンは試合の中心にいて、ボールに多く触ることができれば、まだ影響力があると思っている。そのポジションであれば、彼は下がって中盤を助けることもできるし、そうするだろう。」と、グリーズマンはトップ下が適しているとの見解を示しているフランス代表のデシャン監督を牽制しました。
そして、クーマン監督は「グリーズマンとは問題ない。私は適正ポジション外で選手を起用しない。グリーズマンはワイドでプレーできる。彼がもっと好む別のポジションがあるとしても、それはそれだ。10人に10番はやらせられない。」とした上で、「チームの最善に基づいて決める。責任を負うのは監督だ。選手は出場したらベストを尽くさなければいけない。」 とコメントしました。
クーマン監督自身がグリーズマンはトップ下だと公言していたと思うのですが、、、。
4-2-3-1のトップ下がグリーズマンで、アルゼンチン代表FWメッシが右かと。
いずれにせよグリーズマンにとってのバルサの右サイドは、元フランス代表FWアンリのバルサの左サイドよりも適していないと思います。
逆にバイエルン・ミュンヘンから戻ってきたブラジル代表MFコウチーニョについては、そもそもブラジル代表FWネイマールに代わる3トップの左であり、インサイドハーフに挿げ替えたことが間違いであったことをクーマン監督は改めて示したと思います。
そして、クーマン監督はフランス代表FWデンベレはネイマールの後釜ではなく、(ネイマールの後釜に)コウチーニョが獲得できなかった時のオプションであったことも改めて示したと思います。