今季のドイツ・ブンデスリーガで得点ランク首位の26ゴールを記録しているバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWレヴァンドフスキがワールドクラスと評価するCFが誰かと問われ、「難しい質問だね。」としたうえで、「(典型的なCFである)9番について、というのであれば、(レアル・マドリーの元フランス代表FW)ベンゼマ、(RBライプツィヒのドイツ代表FW)ヴェルナー、(バルセロナのウルグアイ代表FW)スアレス、(マンCのアルゼンチン代表FW)アグエロ、そして(パリSGのフランス代表FW)ムバッペだ。」と回答しました。
正直いずれも典型的ではないような、、、。
「フットボリスタ」の5月号で、イタリア・セリエAの指導者が現代のFWをモダンなファーストトップとムービングFWとセカンドトップとハーフトップ(利き足と逆のサイドのウイングまたはトップ下)とウイングの5種類に分類していたと思いますが(ちょっと記憶が曖昧)、モダンなファーストトップに分類されるであろうレヴァンドフスキが選んだ5人はいずれもムービングFWに分類されると思いました。
また、いずれも元イングランド代表FWシアラーや元イタリア代表FWインザーギよりも元ブラジル代表FWロナウドや元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチが同じ9番でもモダンな9番、前述した現代のファーストトップやムービングFWに近いと思いました。
同時に近年もっともゴールを記録しているであろうバルサのアルゼンチン代表FWメッシはハーフトップで、それは単純に論じれるレベルにはないのだろうとも思いました。
そして、セリエAとイングランド・プレミアリーグとで、マンUのフランス代表FWマルシャルとイングランド代表FWラッシュフォードに対する考えがまた異なる点も改めて奥の深さを感じました。