山本啓二のデジタル講座へようこそ!! 写真を撮りましょう。パソコンで編集・加工しましょう。gooブログへ投稿しましょう。
【 写角の違いが背景の違いになり、望遠になれば背景が大きくボケます。 】
綺麗な写真を撮るには、狙ったところにピントが効いてなくてはダメです。
カメラ任せで十分なんですが、ピントが合うとピッピッと音がして、どこにピントが
効いてるか赤枠が青枠に変るようになっています。
自動の場合、明暗のはっきりしたものにピントがいくようにできていますので、
そのままシャッターを押すんではなく、青枠が狙ったところにあるかどうかを
きちんと確認しシャッターを押してください。
子供を綺麗に撮りたい、花もペットも全て同じなんですが、ズームの望遠で撮ってください。
私のデジカメは光学3倍ズームなんですが、全ての写真をズームいっぱいの望遠で撮っています。
下の4枚の写真を見てください。
花の大きさは変えずに、広角から望遠へと4枚を撮り比べた写真です。
フル広角
標準
やや望遠
フル望遠
1枚目のこの写真は、ズームを使わず、広角で撮りました。
狙いの花に対してバックが広く写っています。
バックに余分なものが写り過ぎて、主役だけに目がいかずに、主役でなくなってしまいました。
3枚目は、ズームを半分使い、やや望遠写真になっています。
バックの写りこみが少なく主役だけに目がいくようになりましたが、
バックの花のオレンジ色がうるさくて全体の雰囲気を壊していて面白くないので、
オレンジ色のボケた花も写らない方が、見やすく綺麗な写真になりそうです。
さらに、フル望遠で撮った花の写真です。
バックにうるさいものがなくなり、主役が引き立って見えます。
引き立って見える理由がもう一つ、
花の周りを見比べていただくと分かると思いますが、1枚目よりもこちらの方が、
大きくボケています。
つまり、望遠を使えばバックのボケが大きくなり、引き立て役になるわけです。
皆さんも、全ての写真をフル望遠で撮って見て下さい。
青色のピント枠がどこにあるかの確認を忘れずに!!
望遠での撮影の場合は、自分が後に下がることになりますので、崖っぷち??などには注意です。
まずは、フル望遠を使いこなして、慣れてください。
必ずや、一味違う綺麗な写真が撮れるはずです。
【 望遠を使いこなしましょう!! 】
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【 花は黒をバックにして撮ると綺麗に見えます。 】
花だけでなく、子供もペットも同じなんですが、
写す主人公が目立たなければ綺麗な写真に見えません。
そのためには、バックをできるだけすっきりと単純化するのがコツです。
ズームの望遠で撮れば適当にボケて単純化されますが、
それだけではダメなんです。
* アサギマダラ蝶です。
桜の花に止まってる蝶を空をバックに撮っていますが桜の小枝がチョット邪魔です。
* こちらも空を背景に撮ったアサギマダラです。 蝶は綺麗ですがもう少し花が入ると良いのですが。
* もう一枚花に止ったアサギマダラ、3枚の背景を比較して写真批評してみて下さい。
花の写真の場合の究極は、黒、日陰など暗い部分をバックにすれば、
主人公の花が綺麗に見える写真になります。
* シベが主人公なので、シベのバックが黒くなるように撮った写真です。
* 背景画単純なだけでなく適度なボケにより花が浮き上がって見えます。
* 赤い花の黒バックは一番際立って見える配色です。
* バックを暗くするために日陰を利用して撮影するのもテクニックです。
【 背景を選び、背景を確認して撮る事が綺麗な写真を撮るコツです。 】
綺麗な写真は背景を意識して撮りましょう!!
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【 思い切ったアングル、子供目線で大人を撮る、ミツバチ目線で花を撮る。 】
* 花もペットも全て同じですが、どんな方向・角度から撮れば良いのか?
撮る向きでその表情が変り、綺麗な写真になる訳です。
* 一輪の花を360度、色々な方向から撮ってみました。
この花が一番綺麗に見える向きを見つけるためです。
もちろん、バックに写り込むゴチャゴチャも無くさないといけません。
* 今度は撮る向きを決め、上下に角度を変えてみました。
花を綺麗にはもちろんですが、全体のバランス感も大きく変り、
バックの景色によっても見えが違う事が分かっていただけると思います。
【 いつもと違ったアングルで個性ある写真に仕上げましょう。 】
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【 背景をボカして主役を浮き立たせたり、前ボケを入れて遠近感・立体感を演出して見ましょう。 】
* 背景までの距離は1mです。 ・・・ 絞りをF5.6で背景ボカシを作りました。
* 絞りをF8にしました。 バラの花が一番浮き出て見えます。
* 絞りをF11にしました。 このボケ味ではバラの花は浮き出てきません。
*** ビニールを使ってぼかしてみました。
一眼レフの場合はレンズ性能も良くF値を開放にすればいくらでもボケ味
は調整でき、綺麗に見える写真は撮れますが、携帯・コンパクトデジカメ
でも、綺麗に見える写真は撮れるんです。
* インテリアブリザープトのバラ盛りですが、トップの花を様々な位置にボケを
入れて撮ってみました。
* 上ぼかし * 下ぼかし
*** 種明かし:どこにでもある書類ホルダーのビニールです。
透明ではなく少しつや消しの物を使い、レンズの大きさよりも
小さ目の穴を明け、ナイフで山形に切り取ってボケ範囲の調整をします。
ボケ穴の周りにマジックで少し色を付けておけば面白い写真が撮れます。
*** 穴あきビニールを使って下側と右側にも少しボケを入れた写真です。
*** 穴ではなく長細く切り取ったビニールで上下をぼかした写真です。
*** 穴の大きさ・色の濃さ等、工夫して綺麗に見える写真に挑戦してみて下さい。
一眼レフの場合はフィルターに小麦粉を薄っすらと降りかけても面白いです。
*** 私専用は、ビニールにマジックで色を付けて使っています。
*** 上下ボケ用
*** フルターを回転させれば左右ボケになります。
切り口の形によって反射効果もありますので工夫してみて下さい。