ある日のことです。運転手がなにやら紙を持って私のところに来ました。
良く聞くと、ナンバープレートを盗まれたと言います。
そして、その紙がワイパーに挟んであったそうです。
紙はコピーされたもので、
「私もこんなことはしたくないし、初めてです」
返して欲しかったら200元払ってください。下の電話番号に電話してください」
200元というのは再発行の金額と同じだそうです。
(コピーということは、あちこちでやっているということ。なにが初めてだ)
運転手には「お前の責任だから知らん、今日の帰りまでに何とかしろ」というと、
トボトボどこかに行きました。
その日の夕方、運転手がプレート片手に来て、
「見つかりました。草むらに捨てて有りました」
こいつ、完全に怪しい。クビ、クビ、。
こんな落書きも市内の工場の壁で見かけたことがあります。
「この工場の食券印刷します。」
これには中国人の同僚も大笑いました。
偽札や偽物が多い国(きちんとした銀行での両替でも偽札が出たこともあります。
最高額紙幣が100元札なのも被害を出来るだけ少なくするための手段です。
私も買い物で拒否された20元札を、タクシーで使ってしまったことがあります。
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