実録上海 第11話 [ナンバープレート盗難事件]

2011-10-31 | 出来事

ある日のことです。運転手がなにやら紙を持って私のところに来ました。

良く聞くと、ナンバープレートを盗まれたと言います。

そして、その紙がワイパーに挟んであったそうです。

紙はコピーされたもので、

「私もこんなことはしたくないし、初めてです」

返して欲しかったら200元払ってください。下の電話番号に電話してください」

200元というのは再発行の金額と同じだそうです。

(コピーということは、あちこちでやっているということ。なにが初めてだ)

運転手には「お前の責任だから知らん、今日の帰りまでに何とかしろ」というと、

トボトボどこかに行きました。

その日の夕方、運転手がプレート片手に来て、

「見つかりました。草むらに捨てて有りました」

こいつ、完全に怪しい。クビ、クビ、。

こんな落書きも市内の工場の壁で見かけたことがあります。

「この工場の食券印刷します。」

これには中国人の同僚も大笑いました。

偽札や偽物が多い国(きちんとした銀行での両替でも偽札が出たこともあります。

最高額紙幣が100元札なのも被害を出来るだけ少なくするための手段です。

私も買い物で拒否された20元札を、タクシーで使ってしまったことがあります。


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