実録上海 第1話 [プロローグ]

2011-10-19 | 出来事

中国人は自尊心が強い。上海人は世界一プライドが高いと言われています。

中国では待つための行列は無く、人の塊ができる。

絶妙な動きで割り込むのです。譲り合いはありません。

道路が渋滞しているときは運転テクの見せ所で、30cm隙間が開けば割り込ませる。

最近は少し静かになったようですが、クラクションをフルに使いこなしていました。

その運転技術は大したものです。

市バスどおしのカーチェイスもよく見ました。

ミラーをぶつけるくらいは日常茶飯事。

交通社会での強い順番は、車、単車、自転車、人。

大きな交差点では、皆自分の行きたい方へ行くので、右側通行がいつの間にか左側通行に なることも。

横断歩道は危険です。車は止まりません。公安のパトカーも。事故で人が倒れていても、

誰も助けないのは「お前のせいだ!」と言われたくないから。

電気自転車は音を立てず、後ろからぶつかってきます。決してあやまりません。

人はというと、闘牛のように車スレスレでセンターラインを渡る技術を身につけています。

買い物をすれば、おつりを投げるように渡す。

アパートの一階の窓は全て鉄格子でガード。

道路はゴミだらけ。 

 

この中で、はたして生きて日本に帰れるのか、不安な上海生活が始まりました。 

 

これが選んだアパートです。 

 


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