実録上海 第17話 [マナーの悪い日本人]

2011-11-06 | 出来事

          平成十七年七月二十三日記 

お客様の中には...

  

今上海は16:30というのに真っ暗。激しい雷雨が通過しています。 

すったもんだはありましたが、なんとか仕事は落ち着いてきました。 

労働問題を解決しながら、片方では商品開発も着々と進めてきたことで、

新しい受注につながってきています。

今週も日本から2社の方がお越しになり、開発した商品サンプルの

見分けがおこなわれました。

 

送迎、HOTEL、食事の手配なども駐在の仕事です。

お客様が望めば夜の接待もしなければなりません。

大抵のお客様は約束を守り、節度を持った言動をしますが、

中には中国人もあきれるようなことをする方が居るのも事実です。

酒に酔うと本性をむき出しにする人もいますし、駐在に対して我侭を

通そうとする人や、自分がすべき仕事の資料を我々に作らせよう

とする輩もいます。

 

こんなことがありました。

翌日朝9時に迎えに行くという約束でしたが、前の夜中の12時近くに

電話を掛けて来て、

「明日は都合が悪くなった。サンプルを朝9時に自分のホテルに持ってきてください」

 

....いくらなんでもそりゃ非常識でしょ。

 

どうもその夜、遊びに行き、翌朝我が社の工場に行くのが面倒くさくなったようです。

因みにサンプルは、巾1.6mx奥行き0.7mx高さ0.7m 重量30kg

この人は、当社を訪れた再、別の仕入先の人を同行し、工場内の隠し撮りも

させていました。

 

他にも接待の女性に触って噛み付かれた人もいました。

(本気で噛み付く女もすごい)

そんな人たちでも、駐在はお客様として扱わなければなりません。

来て欲しくないですね~~。こういう人達は

海外だからこそ人格が問われるということですよ。

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