中年セラピストの乳癌たわむれ日記

突っ走りすぎて転んだり振り返り過ぎてひっくり返ったりの人生を続けています。中年セラピストが乳癌日記。

抗がん剤治療中の心境

2011-08-10 00:26:04 | 日記

抗がん剤治療の通院の説明や薬の副作用の話が進む中で

考えたのは、

「生きる」か「死ぬ」かという事でした。

「生きる」としたらその後の生活。

「死ぬ」としたらその前に人生の整理。

どちらになるかは全く見当が立たず両方考えながら過ごしていかなければいけないのが
かなり精神的にまいります。

それに加え薬の副作用により吐き気や体の痛み、むくみ、割れていく爪、皮膚のただれ、
と数えきれない体の変化が起きていきます。髪・眉毛・まつ毛が抜け容姿の変貌も追いかけてきます。

泣きたくなる毎日だけれど、自分で立ち上げたリラクゼーションサロンも定着し顧客も多かったのでその方達に迷惑心配をかけたくない一心で無我夢中でした。

「死ぬ」のだったらさっさと閉めて最期にむけての準備もあるけれど今の薬はどんどん進歩し、そう簡単にくたばれない時代のようです。


意識せずとも「生きる」予想をたてた生活がもう始まっていたのです。

生きるって過酷だな、って思いましたが自分の意志ではなく、何かに生かされていると感じ
「辛さ」「苦しさ」を覚悟してしまっていました。

よし!生きる事を目標にしよー!









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