新年のご挨拶（ママ）

輝かしい新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

おかげ様でラ・ボエームは、２８年目に入りこれも偏に
皆様の変わらぬご支援のおかげと、厚く御礼申し上げます。

昨年は、改めて時代の大きなうねりと変遷を
しっかり認識させられる一年でした。
歌舞伎町の衰退は言うに及ばず、呑み屋さんのスタイルも
大きく変わらざるを得ない情勢かと思います。
世界の歓楽街を誇った歌舞伎町の名声は、
今やすっかり影を潜めた今日
かつて税収にも大きく貢献していたはずの歌舞伎町の復活のため、
小池知事にもお忍びで見回りを切に望むところです。

さて、私といえばご存知の通りすっかり齢を重ね、
おばあちゃんになりましたが、
週一回・８kmのスロージョギングは、はや２０年のキャリアとなり、
体力・気力だけは、衰えを知らずと自負しております。
それでも「引退」の二文字と対峙する一年でしたが、
徐々にお若い３０代半ばから５０代のお客様が定着し始めた事、
十数年ぶりのお客様の復活にも湧いた年でもありました。
友人・知人の店が相次いで撤退していく中で
活き活きと生きる事の意味や意義を私なりに見つけ、
あと何年でではなく元気と自覚する限り、
もうしばらく歌舞伎町の片隅に置かせてもらいたいと
新たな年に臨んでおります。

ピアノの生演奏（毎日ではありません）の復活も新年初日から整えました。
どうぞ本年も益々のお引き立てを、幾重にもお願い申し上げます。