ロサンゼルス生活

生活の立ち上げ、子供の出生、様々な出来事などについて、徒然に書いていきたいと思います。

携帯電話のSIMカードを入手する

2020-11-03 23:10:09 | 渡航準備・生活の立ち上げ

私が渡米してまず行ったのは、携帯電話の取得です。

ロサンゼルスでは、ガーデナにJapan Wireless Torranceという会社があり、日本人の方が働いており、契約してくれます。

携帯電話の契約の英語って何?と思ってドキドキしていたのですが、とても親切で助かりました。

 

ここでSIMカードを購入すれば、ただちにアメリカの電話番号で電話やインターネットができます。

このため、日本でSIMフリーの設定をしておく必要がありますので、御注意ください。

この会社で契約するとありがたいのは、日本の固定電話に電話をしても通話料金がかからないことです。システム上は、

アメリカではあまり電話で話す習慣がないためか、電話料金は定額のプランになっており、話したい放題です。

 

パケット通信無制限のプランで一ヶ月50ドルのものを選びました。

日本では携帯電話料金の引き下げが議論されていますが、アメリカに来ると確かに安さを実感します。

 

Japan Wireless Torrance

電話 1-310-212-7019

住所 18216 S. Western Ave., Gardena, CA 90248


日系の不動産屋さんを利用するべきか

2020-11-03 22:56:17 | 渡航準備・生活の立ち上げ

(1)日系の不動産のメリット・デメリット

ロサンゼルスには日系の不動産屋さんがあります。

この中には、自ら不動産を押さえている場合や仲介をしている場合があります。

仲介をする場合には、家賃や契約条件の相場について教えてくれたり、公共料金の支払い口座の設定などのフォローや、近所のスーパーがどこにあるのか、地域の安全性についてある程度教えてくれるほか、契約後も契約先に英語での調整をお願いすることができます。

私は自分が不在時にトラブルがあった場合の対応も考えて契約しました。家賃の1か月分を手数料として支払いました。

 

ただ、その後、家主である不動産会社の管理があまり行き届いておらず、自分が住んでいるアパートで度重なる空き巣が入っていたことが発覚しました。

そこで相談したところ、「空き巣は入るのが当たり前」というスタンスで、家主との関係で強く交渉してくれるわけではなかった、あるいは、不動産会社がまともに対応しなかった、という状況がありました。アメリカのサービス業の中では、不動産会社は必ずしもよい評判を聞きませんので、よく考えておいたほうが良いと思います。

 

(2)米系の不動産ネットZillow

アメリカでは、通常、Zillowという不動産取引のウェブサイトがあり、このサイトで地域や価格を知っておく方が多いように思います。

このサイトでは写真が非常に多く掲載されているほか、Zillowとしての不動産価格が表示され、家主側の価格と比較できるほか、家主側で提示している賃料の推移まで見ることができ、非常に興味深いサイトです。

ロサンゼルスは、ニューヨークやサンフランシスコほどではないにせよ、不動産価格が高く、法人の不動産会社と契約する場合には、契約期間は最大1年で、毎年の物価上昇を踏まえて、契約更新時には大幅に引き上げられることが多いです。賃料の引き上げを防ぐためには、いつも1年で引越しをすることを想定していなければなりません。日本の賃借人がいかに守られていることを実感します。

このため、Zillowを定点監視している人も多いと聞きます。

Zillow

 

(3)ロサンゼルス犯罪マップ

地域の安全については、ロサンゼルス市警が提供する犯罪マップを御利用されることをおすすめします。

ロサンゼルス市警・犯罪マップ


社会保障番号を取得する

2020-11-03 21:59:30 | 渡航準備・生活の立ち上げ

アメリカでは、クレジットヒストリーという個人の信用情報を社会保障番号に紐付けていますので、何かと社会保障番号(Social Security Number, SSN)がないと困ることが多いです。

銀行口座の開設だけでなく、家賃の契約や運転免許証の取得にあたっても必要になります。

「ソーシャルセキュリティアドミニストレーション」という場所に行き、手続きを行う必要があります。ソーシャルセキュリティアドミニストレーションでは拳銃を持った警備員の方がいて、ぎょっとしました。

渡米後はできるだけ手続きを早く済ませた方が良いですが、ネックになるのがI-94の発行です。これは入国すると自動的にデータが更新されるものとなります。私の時には、渡米3日後にウェブを確認したところ既にできていたため、割と早く済んでしまいました。

<主な申請書類>

・SS-5(申請フォーム)

・I-94(出入国カード)

・パスポート

・ビザ

※M-1、F-1、Jなどでは追加の書類も必要になる。

 

Custom Border Protection(I-94を確認する)

Social Security Adminitration(申請手続きなど)

 


海外銀行口座を開設、海外送金を設定、クレジットカードを取得する

2020-11-03 21:08:51 | 渡航準備・生活の立ち上げ

海外生活では銀行口座の開設とクレジットカードが不可欠です。以下ではロサンゼルスを前提に、私がどうしたのか紹介させていただきます。

 

(1)MUFGグループのユニオンバンクであれば日本で口座開設が可能

アメリカでは、社会保障番号(Social Security Number, SSN)に基づくクレジットヒストリーがないと通例は銀行口座の開設はできませんが、ロサンゼルスでは、MUFGの子会社であるユニオンバンクで銀行口座を開設することができます。

ユニオンバンクでは、さらに「パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム(駐在員用)」と「カリフォルニアアカウント・プログラム」などのプログラムがあります。ベネフィットが多いのは、前者になりそうです。

一番ありがたいのは、渡米前に、ユニオンバンクでの銀行口座番号が判明するため、(2)の日本で銀行口座からの送金をあらかじめ設定してから出国できる、という点です。

この口座開設の際に、夫婦共同名義にしておいた方が、奥さんの免許証取得の際に、DMVに住所を証明する書類を提示する必要があるので、役に立ちそうです。

三菱UFJ銀行・パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム(駐在員用)

三菱UFJ銀行・カリフォルニアアカウント・プログラム

 

(2)日本の銀行口座側の海外送金の設定

引越し直後は、生活の立ち上げのために、日本の銀行口座をオンラインで送金する必要が出てくると思います。

特にオンラインでの送金の場合には、送金先の銀行口座番号を把握していることが必要になります。

規制強化のためか、2週間程度と審査期間も割りと長くかかります。私の場合には渡米の直前となったため、バタバタしてしまいました。

ちなみに、MUFGですと、日本の口座から、ユニオンバンクの口座に送金先口座を登録すれば、手数料が多少安くなります。

またオンラインの方が、窓口で手続きを行うよりもはるかに安く済みます。

三菱UFJ銀行・「インターネットで外国送金」

 

(3)JALUSAカード

アメリカでは、①アメリカで作ったクレジットカードしか受け付けない場合や、②為替手数料が毎回かかって経済的でない場合があります。

日本で社会保障番号がなくても作れるカードとして、「JALUSAカード」があります。※紛らわしいですが、JALカードではありません。

提携先があり、Firstbankカードになります。もしかしたら、ANAも提携先は同じかもしれません。

私の場合は、申し込みは日本でできましたが、実際の発行は、渡米後に社会保障番号を取得してから受領することができました。

JALUSAカード


引越屋さんはどこが安いのか

2020-11-03 20:38:11 | 渡航準備・生活の立ち上げ

(1)会社が薦める引越し屋さん?

私は会社が薦めてくれる誰もが知っている引越し屋さんに見積もりをお願いしたのですが、なんと3桁万円近くの値段を提示されました・・・。

海外引越しとはそんなにお金がかかるものなのか、と驚いていたのですが、見積もりを取りに着ていただいた方の雰囲気から、どうやらこのプランで見積もりを取ったとしても、別に契約している人が多そうな雰囲気を感じました。

そこで、ウェブで調べて、ためしに一番お手ごろな感じのプランで改めて見積もりを取ったところ(クロネコヤマトの海外引越しベーシックプラン)、①パッキングは自分で行う、②通関書類は自分で作る、③船便で割り切る、とすると、20万円程度で済んでしまいました。海外に行けば、家具や車など、何かと入用な状況になるため、ここは節約してしまいました。

ちなみに訊くと、この荷物は同じコンテナに入るかどうかで値段が変わるため、ダンボールの数を増やしても、ただちに値段が変わるわけではない、とのことで、一番驚きました。

海外引越しで法人契約しているところは、海外引越しの業者の方はおそらく会社が支給する海外引越し予算をだいたい御存知で、そこの一番高めの値段を提示しているのではないか・・・、と感じました。

クロネコヤマトの海外引越

 

(2)飛行機に手荷物として持ち込む、というワザも

ちなみに、引越しのときに乗る飛行機に、手荷物でダンボール等を持ち込むこともできます。旅行会社から交渉してもらうと、海外引越しの場合には、数を増やしてもらえることもあるようです。例えば、ビジネスで3つとしているところは4つまでOK、といったように(JALは3つ、ANAは2つとなります。)。家族帯同であれば持ち込める荷物も増やすことができそうです。

このあたりは賢く対応したいですね。