ようやく気付くことがある
ワタシはワタシなんだと
妹と比べられて
コンプレックスを持ってたり
もっとキレイだったらなぁと
悩んだりしていたことも
50を過ぎるとどうでも良いこと
ある日ワタシはワタシだと気づいて
パーマをかけたり
おしゃれをしたり
洋服を毎月買ったり
自分を楽しむことをしてから
ワタシは自由になった
20を過ぎて彼氏ができたり
やっぱりこの人ではないと
お別れしたことも
今のワタシなんだと
結婚して、子供を授かったこと
そのダンナはDV男だったこと
別れてくれなくて大変だったことも
全てワタシの選んだ人生
ワタシと別れてくれと土下座して
元ダンナに言ってくれた父ももういない
人が終わりを迎えることも
味わってきた
今はワタシはワタシを
愛してる
亡くなった母がご先祖さまにもらった体を大事にしなさいと言っていた
今はあれ程嫌っていた自分の名前すら
愛してます
この名前で良かった
そしてこの体や顔で良かった
年老いてもワタシはワタシ
白髪になっても愛してるよと
シワのひとつも愛すると
ダンナは出会ったときに言ってくれて
今も変わらず愛してくれている
赤の他人だからすれ違うことはある
お互いにコノヤローって思うことも
だけど
この人と最期まで添い遂げるって思う
それが幸せなんだと
やっと気付く
あとは５人の子供たちに
何を残せるか
何かを残せたらいいけど
なかなか難しいですね
