沖縄ダイビングショップ「リベルテ」那覇店

沖縄でのPADIのライセンス講習の模様や慶良間諸島でのダイビングログを毎日更新しております。

2013年 群れ好きダイバー集まれ! ギンガメアジ編

2013年02月18日 | ■お知らせ


           群れの中へ・・・・モルディブ ハウスリーフ

テレビの水中映像で、大きな魚の群れを見るとダイバーは皆「こんな群れを見てみたいなあ」 「巻かれてみたい・・・」 と思うものです。そんな群れ好きダイバーにとって、比較的出会いやすく、そして感動的な群れ・・・ それがギンガメアジの群れなんです。

 1.ギンガメアジの味?

アルミホイルを巻いたように美しい銀色の体表と大きな目、ギンガメアジの群れの特徴はこのギラギラした体と大きな目が何千も並んだときの迫力にあるのだと思います。写真のような群れのすばらしさばかりが目立つギンガメアジですが、実はお味の方も良いらしく、刺身、塩焼きとどのように調理しても美味、釣りの対象魚としても人気があります。(生息場所によってはシガテラ毒を持つものもいるようですので注意が必要です)

さて、よく聞かれるギンガメアジの名前の由来ですが、長崎では銀紙鯵と呼ばれており、それが訛ったのではないか? というものから、銀河のように渦を巻く大きな目を持つ鯵、というところから銀河目鯵となった説まで様々あるようで、英名では、その印象的な目からビッグアイと呼ばれています。いずれにしても、銀色の美しさと、大きな目が人々の関心を引いているようですね。


               銀色の光沢と、大きな目が印象的

 2.どんなところで見れるの?

ギンガメアジの群れが見れるポイントは世界中に多く存在します。 パラオのブルーコーナーやモルディブのハウスリーフ、バリのトランベンなどが有名ですが、日本でも沖縄の粟国島や沖永良部島では、季節になると大きな群れが毎年見れています。 粟国島の場合は4月下旬から7月上旬にかけて大きな群れが見れ、沖永良部島では冬場にシーズンとなります。


                  粟国島のギンガメアジ

 3.なんで群れるの?

ギンガメアジは夜、小魚や甲殻類を食しているようです。 それでは昼間は何をしているのでしょうか?一説には、集団でトルネードを作りながら「寝ている」と言われています。これが本当だとすれば寝ながらぶつからずにきれいな集団を作れるのですから、たいしたもんですね。 一方、群れる意味に関しては、やはりサメやロウニンアジから狙われにくくするということがあります。 他の群れる魚と同様、集団で身を守っているのです。 また、粟国島での群れにはもうひとつの意味があると思われます。 それは「集団見合い」・・・ 6月ごろになると、オスの体色が黒くなりメスとのペアリングが始まります。 気のあった二人(匹)は、群れから離れてどこかへ消えていくのです。 群れの中に黒いヤツがいたら「ナンパ中のオス」だと思って観察すると、面白いかもしれませんね。

[ちょっと一言]
海外ではギンガメアジとカスミアジの交雑が確認されているようです。 カスミアジのブルーの体に、ギンガメアジの大きな目・・・・ 似合わないかな?


          まさに竜巻のようなギンガメアジの群れ--粟国島


 4.ギンガメアジダイビングの醍醐味

ギンガメアジを見るときのマナーとして「群れに突っ込まない」というルールがあります。群れが散ってしまうだけでなく、遠くへ逃げていってしまうこともあるので、ガイドの指示に従ったポジションをとりましょう。 ギンガメアジの群れは、潮の流れや場所によって、向きや方向を変えています。 遠くにいても、徐々にこちらに近づいてくることもあるのです。群れがゆっくりと近づいてきたときが撮影のチャンス。 このとき、急激に泳ぎだしたりせず、ゆっくりとした動作で群れに接すると、ギンガメアジが自然な振る舞いをしてくれます。このような時には、トルネードの中心に入れることもあります。

粟国島のギンガメアジの場合、群れの中に二まわり程大きなアジが紛れ込んでいます。ロウニンアジです。 このロウニンアジは群れから外れたギンガメアジを食べようと虎視眈々と狙っています。 運がよければ(ギンガメアジには悪いですが・・・)ギンガメアジを頭から飲み込む瞬間にであえるかもしれません。 大型魚の捕食シーンはなかなか出会えないので貴重な一瞬となるでしょう。

また、ゆっくりと動いていた群れが、急激に動き出すときがあります。 ロウニンアジから逃げる時や、ボートのエンジン音に驚いたときなどに良く起こる動きなのですが、この時「ドン!」というすざまじい音を聞くことがあります。 猛烈な勢いで動き出す魚と爆音に
群れの凄さを感じられる瞬間です。


               ギンガメアジを狙うロウニンアジ


粟国島ギンガメクルーズ

 

 沖縄本島から西に60キロの海上に浮かぶ、人口1000人弱の島、粟国島(あぐにじま)この島の沖合いに、毎年4月~7月にかけてギンガメアジが群れを成します。

 □予定日程

  粟国&渡名喜スーパークルーズ
    2013年4月20日(土)
    2013年6月29日(土)

  粟国ギンガメクルーズ
    2013年5月11日(土)   2013年5月26日(日)
    2013年6月8日(土)    2013年6月23日(日)

 □スケジュール: 8:00~18:30 那覇から出港します

 □料金:
      粟国2ダイブ       ¥19,950  最大3ダイブ予定
    粟国&渡名喜2ダイブ ¥22,050  最大3ダイブ予定

*アドバンスダイバー以上、ドリフト経験者、自由潜行が必須となります。
*粟国&渡名喜スーパークルーズの場合、粟国島での予定ダイブは1本または2本です。
*粟国クルーズの場合、粟国島での予定ダイブ本数は3本です。
*海況によっては粟国島ではなく、慶良間などに変更になる場合がございます。
*ギンガメアジの群れは常に移動しているため、遭遇できない場合もございます。

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7メートルの巨体。

2013年02月18日 | ■ジンベイザメツアー
ポイント:ジンベイポイント 海況:南2m 水温:22℃ 気温:23℃ 透明度:20m スーツ:ドライスーツ written by 錦本まり子


はいたーい!!
めりーです。

今日はちょっと朝早起きをして…
読谷村にジンベエザメに会いに行ってきました♪
お天気にも恵まれて、しかも船は貸切という好条件でした。

入る前からアドレナリンが押さえられない様子のお2人。
入った瞬間目の前には水玉模様のあの柄の魚が。

体調7メートルのオスのジンベエザメです。

優雅に私達の周りを泳ぎ回り、とっても迫力がありましたね!!
周りには、ジンベエにあげる餌のおこぼれをもらって大きく成長した、
ツムブリや、ツバメウオ、グルクンなどの魚達。

最初から最後まで興奮しっぱなしのひとときでした。

2日間本当にありがとうございました。
またいつでも沖縄でお待ちしております♪


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