
さだまさしと精霊流し
長崎市の人にとっては大変重要な行事であり、長崎出身の歌手さだまさしが
聞いた話によれば、1945年8月9日の長崎原爆投下の際には多くの人が
「自分が死んだら、誰が精霊船を出してくれるのだろうか」
と気に懸けながら亡くなっていったという。

そのさだまさしは、自分の従兄弟の死に際して行なわれた精霊流しを
題材にして、ヒット曲『精霊流し』を作った。
しかし、その歌と一般的な灯篭流しの情景を結び付け悲愴なイメージを
作り上げてしまった観光客が
実際に長崎の精霊流しを目の当たりにして
あまりの賑やかさに「歌と違う!」と驚くこともしばしばあるらしい。
実は、さだも歌詞の中で「精霊流しが華やかに」と書いている。
グレープのデビューアルバム『わすれもの』では『精霊流し』のイントロに
爆竹の音が入っており、賑やかさの奥底にある哀しみを描いているのだが、
一般的な行事の印象が如何に強いかを物語るエピソードとも言える。
8月 長崎は 平和記念式典 お盆の精霊流し (しょうろうながし)
等で 多くの方々が 訪れます
この時期 よく見かける風景を 今日は載せてみました
製作風景は なかなか 見れないでしょうから

