『重力ピエロ』
重い重~い作品ですね。
ずしっときました。
あの男がやった事も犯罪、春のも犯罪
自分が生まれてきたのが悪(レイプ)の結果だとしたら・・
と考えたら、辛くのしかかるものがあります。
映画のラストは、兄の泉水が春のやる行為、
実父を殺すという行為を黙って見過ごす、だったけど・・・
でも、春君はきっとこのままで良い訳もなくて・・
いつか、小日向父さんを見送ってからでも良いから
自首した方がいいな~、いや、して欲しい。
お兄ちゃんは、それでもわかってくれると思うよ。
お父さんもわかってる様な気がする。
最強の家族なんだから・・・
「レイプは悪いことじゃない。自分は反省することなんか
何一つしていない」という男に、怒りや悲しささえ覚える。
映画の後、家に入る時、怖くて後を確認し、すぐに鍵を掛けたもん。
整形手術をした夏子(白い春の吉高由里子ちゃん)の
春への気合いと情熱が、この映画の中でちょっとホッとさえする。
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
とお父さんは言うが、実際は難しい。
例えば、春が犯した犯罪を陽気に伝えられてもな~
岡田将生君は『ホノカワボーイ』で注目していた。
オアフではなく、大好きなハワイ島を舞台にした作品だからね。
大好きな場所に、ほわ~んと似合いそうな岡田君。
その頃私が忙しくて見逃してるのがすご~~~く残念な気分。
注目だわ~
加瀬さんも小日向さんも最強の家族で、安心して見れた。
“犯罪”より“親子や兄弟の絆”を全面に押し出した作品らしいが、
現実に押し戻して考えると、辛くて悲しく重苦しい気持ちになる。
正直、一度見ただけでは自分の気持ちの整理も出来なくて
もう一度、いつか一人で(中学生の息子とは一緒に見れない)、
味わいたい作品です。
追記 (6/2)
京教大生6人が集団準女性暴行の疑いで逮捕のニュースがあった。
この女性が妊娠してるとは思わないけど、ぞっとするニュース。
国立の教育大生なのに・・今の世の中そんな事は関係ないのかなー
映画でも出てきたけど、遺伝って何だろう?
同じジンジャーエールを好むだけだったらかわいいけど
放火や殺人を悪い事と思ってない所も、凶暴な所も、
あの男の遺伝なのか?!と思うと悲しい。
レイプを悪い事と自覚してないあの男のように
春も自分のやった過ちをそのままにしてていいのだろうか?
あの男とは違う生き方をして、自首し、罪は罪として償って欲しい。
そうすればあの忌々しい男から解放されるよ、きっと。
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