3月21日は父親の命日だった。
75歳で亡くなり、28年経った。
わぉ! 生きていれば103歳だょ。
私は、父が年をとってから産まれた子。
一緒にいると「お孫さんですか?」ってよく言われた。
そのたび、「おうっ」とか「はははーっ」って笑って誤魔化していた。
確かに、物心ついたときからじいちゃんだった。
何しろ歯は全部入れ歯だった。(笑)
戦争の話もよくしてくれた。
私が「何で脛毛が1本も無いの?」って聞いたら、
「敵に見つからないようにほふく前進してたから」とか言ってた。
父は満州に出征、寒さと飢えに耐え、敵と戦い、
そして周りの人が毎日亡くなっていく中、命懸けで日本に帰ってきたのだ。
お酒は飲まなかったが、とにかく甘い物が好きだった。
饅頭、最中、羊羹、大福、ぼた餅、かりんとう、団子、焼き饅頭・・・・・。
牛乳に砂糖をたっぷり入れたホットミルクは、毎晩のように飲んでいた。
母が作るてんぷらといなり寿司も好物だった。
しかし、気がつけば糖尿病。(泣)
普通の家庭のように、どこかに連れて行って貰ったとか、遊んで貰ったとかの思い出は無いが、
優しくてとても楽しい父が、私は大好きだった。
家庭のことは少しも考えない道楽三昧、アル中親父でした。
だから、父親と一緒に遊んだとかどっかに連れて行ったもらった思い出はひとつもありませんが、そんな父親でも今となっては良い(?)思い出となっています。
早とちりのyumeのところでお見かけしました。
同じく早とちりで思いこみのリリーです。
宜しくお願いします。
お父さんアル中でしたか。
ウチはアン中(あんこ中毒)でした(笑)
良くも悪くも、たまには思い出すことが供養ですね。