B→C ビートゥーシー:バッハからコンテンポラリーヘ
2023年4月4日 19時~ 東京オペラシティ リサイタルホール
フルート 下払桐子
ピアノ 森亮平
曲目
- カプレ:夢
- カプレ:小さなワルツ
- デラニー:…そして不思議な見知らぬ花が…(1990)
- J.S.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
- 武満徹:エア(1995)
- 一柳慧:時の佇い Ⅳ ─ 武満 徹の追憶に(1996)
- J.S.バッハ:無伴奏フルート・パルティータ イ短調 BWV1013
- 池辺晋一郎:フルートは眠り、そして夢見る(2004)
- フリューリンク:幻想曲 op.55
アンコール 森亮平:フルートとピアノのためのソナチネ
B→Cシリーズは1998年から続くシリーズとのことですが、今日はいつも武蔵ホールでの演奏や亮平君とのコラボでおなじみ下払さんとのことで参加してきました。
タイトルの通り、バッハから、現代のフルート曲まで下払さんが美しいとおもう曲を演奏してくれました。伴奏は森亮平氏。
池辺さんの楽曲は作曲者もいらしていました。その前での演奏は緊張しますよね。
新しい時代の曲は吹き方とかも、難しそうな技法でABC以外の微妙な音加減や本当に繊細な小さな音とか耳を澄ませてかすかに聞こえるくらいの音で奏でたり現代の音楽はより複雑になっているように感じました。
ピアノだけでなくチェンバロ伴奏の曲があったり、フルートだけでなくフラウト・トラヴェルソというフルートの元となった横笛(縦笛のようにすべて指で押さえないとダメな感じの楽器)など下払さんが、夢をコンセプトに素敵な演奏をしてくれて福耳でした。