ミュージカル『COLOR』
2022年9月16日 14時～ 新国立劇場小ホール
原作：坪倉優介「記憶喪失になったぼくが見た世界」
音楽・歌詞：植村花菜
脚本・歌詞：高橋知伽江
演出：小山ゆうな
編曲・音楽監督：木原健太郎(ピアノ）
振付：川崎悦子
出演
浦井健治 大切な人たち
成河 ぼく
濱田めぐみ 母
予備知識ほぼなく観てきました。実話だそうでかなりご家族もご本人も大変だったんだろうなと感じます。
優しい音楽で、割と淡々と話が進んでいきました。
浦井君が、お父さんや出版社の方やお友達など演じておりました。
年齢的に母目線で観てしまいましたが、本人の苦労以上にお母さまは大変だった感じがはまめぐさんからひひしと伝わってきました。
交通事故で、一命をとりとめ、記憶喪失だけでなく食べるとかそういったことも忘れてしまったことからのスタート。
ちょっとヘレンケラーを感じるようなシーンでした。ここからスタートしたのかと、ご両親の苦労を思うと。。。
大学に戻り、同級生との話や編集者との話などあり、結構重めな舞台ではありますが、
所々に笑いもあって、和ませてくれました。
私的にツボだったのは、編集者がクマのぬいぐるみに愚痴るシーンや、ドラえもんのタケコプターのようにふきを使った所とか。
こういう、ちょっと重くなりがちなストーリーに、こういう笑いは必要ですね。
ご両親が、交通事故にあったバイクに、その後乗るシーンとかもうるっとしました。（母目線(笑)）
ロビーには竹の葉と桜で染められた作品が展示されていました。
ランチはそじ坊にて。
