12/4 19時~ パルコ劇場
作・演出 三谷幸喜
出演 中井貴一・戸田恵子
演奏 管鍵”樂団!?(高桑英世(Fl.) 庄司和史(Ob.) 山根公男(Cl.) 荻野清子(Pf.))
スタッフ 音楽/荻野清子 美術/堀尾幸男 照明/服部基 音響/井上正弘
衣裳/黒須はな子 ヘアメイク/河村陽子 舞台監督/松坂哲生
製作/山浩一 企画/佐藤 玄 プロデューサー/毛利美咲
企画協力/(株)コードリー 企画製作/(株)パルコ
11月から始まっていましたが、今日初めて見てきました。
ちょっと、ネタバレもしてしまうので、困る方はスルーしてくださいね。
内容は別れを迎えた夫婦の話を、すべてベッドルームで表現しています。
徐々に年代を遡って、エンディングが「出会い」となります。
夫も妻も50代から始まり、次第に若返って、最後は20代に。
時間が遡っていくことで、この夫婦がなぜ結婚したのか、なぜ子供がいないのか、なぜ深い絆で結ばれているのか、様々な「なぜ」が少しずつ解明されていきます。
そして、舞台上には彼らの他にミュージシャンが四人。二人の心の流れを音楽でサポートしていきます。
まるでドラマチックではない人生の瞬間の一つ一つを、限りなくドラマチックに描く、可笑しくて切ない、大河ラブストーリー。
ってことで、笑い満載なのかなと、楽しみにしていたら
かなりそのエピソードは現実味を帯びていて、
戸田さんの実生活での離婚とかが、重なってなんとなく途中から切なく
なってしまいました
私は女性なので、なんとなく女性に肩入れしてしまいました
いろいろなエピソードで女性が覚えているもの、男性が覚えているもの
それぞれに、なんとなく性別の特徴をよくあらわしていました。
不妊治療の話や、子供を作ろうって話は、なんとなく男性の身勝手さを感じ
そういった治療をしている人を知っているからなのか、医療の仕事に携わっているかはわからないのですが、
「ちょっとこれはないでしょう~」
という感じで、笑うことが少なくなってしまいまいした。
まあ、どんな本にもそういったことはあるのですが(サイゴンのラストとかね)
でも、三谷さんの作品だけに、ちょっと私の中ではそこががっかりでした
楽しいシーンもありました。
楽団の皆さんも、ちょっとしたシーンで活躍されていて、
そのあたりも楽しいですし、
さらに、スペシャルゲスト(?)って感じで
三谷さんが笛を持って登場したのは、とっても楽しかったですね。
そうそう、忘れちゃいけない
開演5分前から三谷さんのアナウンスは、開演直前まで続きます。
それと夫婦が飼っている亀さんいい演技しています。
それに、ほくろもキーワードかな。
ぜひトイレもそれ以前に済ませて、楽しんでくださいね
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