何度かここにも記しましたが新しいプロジェクトをスタートさせました。
FIVENINE FACTORYを設立しもう11年が経ちました。残念ながら会社として大きくなることはありませんでした。
これもひとえに僕の力量不足なのでしょう。でも支えてくださる方々がいらしたのでこうして10年以上やってこれました。
ありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
でもこのままもなぁ~と思っていたときに仲間のフェイスミュージックの横尾君と話す機会があり決めました。
きっと僕の最後の力を振り絞っての挑戦になります。
気がつけば音楽業界にお世話になって四半世紀以上が過ぎました。その中であらゆる事が大きく変化し、素晴らしい事もたくさんあるけど、これで良いのかなぁ....と思うことも。
april showers bring may flowers. イギリスの古い言葉です。 直訳すれば 4月の雨が5月の花をもたらす。まさに自然の道理です。あまりにも当たり前の事ですが、ややもすると今の僕らの環境に最も欠けてる側面なのかなぁ....
我々裏方は「みずやりがかり」なんです。花にもいろんな花があり、良き水をあげても美しい花にならないあるいは枯れちゃうのもたくさんある。でも、本来美しい花を咲かせられるのに水が悪すぎるとそれはやっぱり枯れちゃう。
僕は花にはなれないけど、「みずやりがかかり」はヴェテランです。これはこれで結構難しいものなのです。
額に汗して水をあげて咲く美しい花を観賞していただく。
これ、基本中の基本であり、自分の原点。そんな仕事を、もう一度頑張ってやってみたい。
自宅にて
佐久間雅一
このご時世に凄い事だと思います。
フェイスミュージックの横尾君ってミュージックランドに居た横尾君でしょうか? 懐かしい名前です。随分合ってないですが、宜しくお伝え下さい。APRIL SHOWERS、期待しております。