令和6年7月25日の16時30分以降、大雨の影響により津軽地域の公共交通機関大動脈である奥羽本線がストップしました。
復旧は20時頃だったかと思います。
夏休み期間に入っていたこともあり、影響を受けたのは会社勤めの人たち。
帰宅ラッシュの時間帯とは言え、高校生がいなかったのが救いだったか。
個人的には判断ミスとリスクマネジメントの甘さにより帰宅時間が大幅に遅れました。
備忘録として、どうすべきだったか残します。
読んだ人には何の参考にもならないかもしれません。
帰宅時間が迫る頃、天気が悪いのが窓からでもわかる。
向かいの席の先輩(青森市内在住のため電車不使用)がネットで得て教えてくれた情報は2つ。
JRは動いている
雨雲は1時間くらいで青森市を抜ける
このことから、普通に帰ることができると判断し、駅に向かう。
17時過ぎに駅に着くとJRがストップ。
この段階での個人的判断はJRはすぐに動き出す。
JRは一度止まると、再開は安全確認等を行うことから時間がかかるということについて、まったく頭にありませんでした。
この時点での正解は17時13分青森駅前発の黒石駅前行きバスに乗り、弘南鉄道に乗り換えて18時35分黒石発の電車に乗ること。
これで弘前駅着は19時09分。
黒石駅経由を思いついたのが青森駅ホームで17時20分頃。
次のバスが19時23分のため、とりあえず止まっている列車内で待機。
その後にJRから示された情報は次のとおり。
代行バスを出す
新青森駅までは奥羽線を動かす
代行バスは新青森駅から出る
代行バスは浪岡まで行く
という順序で、JR側も混乱しているのがわかる小出しな情報。
とりあえず新青森駅で待機すると判断。
新青森駅では19時30分頃に奥羽線を動かすとの情報を19時前にアナウンス。
黒石駅行き(青森駅を出て新青森駅を経由する)バスが新青森駅を出るのが19時40分。
19時40分で電車が動く様子がなければバスに乗ることを決意。
そして動く様子がなかったので黒石経由バスに乗る。
黒石駅で弘南電鉄待ちの時間があったため、帰宅したのは22時前。
JRの情報を見ていると、そのままJRを待っていたとした場合の帰宅想定時間は21時30分頃。
時間的にはほぼ変わらないが、普段使っている定期券を使えた分だけJR待ちが正解だったかもしれない。
最初にも書いたが、JRストップがわかった時点でバスに切り替えるという判断ができなかったのが最大の敗因。
判断ができなかった理由は、先輩社員の言葉だったり、翌日に有休をとっていたため遅く帰ってもいいというゆるい気持ちがあったことだったりする。
あとは、普段から代替手段を考えておくというリスクマネジメントの基本ができていなかったこと。
もし、朝の通勤時にJRがストップしてたら仕事に行かないという判断をするんだけど。
命のほうが大事だし、仕事を代わりにやってくれる人はいる。
帰宅をあきらめるって判断はできない。
次の日も仕事なら金はかかるが宿泊するという手も取れるが。
よりによって、次の日が休暇。
やることなすこと、すべてが裏目に出てしまった。
反省の意味も込めて、この文章を残します。
この文章が誰かの参考になればいい。
少なくとも未来の自分がこれを見て、判断ミスしないことを願う。
その他の公共交通機関による青森駅→弘前駅の移動方法
①青森駅前16時53分発 五所川原行きバス
→五所川原駅前18時30分発 弘前バスターミナル行きバス
→19時35分着
②青森駅前17時22分発 青森空港行きバス
→青森空港18時45分発 弘前駅前行きバス
→19時40分着
③青森駅前17時53分発 五所川原行きバス
→五所川原駅19時33分発 弘前行きJR五能線
→20時15分着