今年に入ってから割と日活ロマンポルノにハマっている
東映ｃｈにおいて深夜にポツポツと放送されるので
たま～にと思って鑑賞したら意外に面白いということに気づいた
正直言えば昔のポルノ映画なんて
今のＡＶに比べれば行為そのものは大したことはない
今のエロビデオの方がえげつないでしょ絶対
どっちかというとストーリーで魅せる方が重要な要素で
まあ、ポルノとは付くが映画なのでそれは当たり前なのだが
ジャンルも多種多様で驚く
恋愛、ジャーろっぽいやつや、前衛的なものに、ＳＭ、コメディ、ホラーっぽいのとか
バラエティに富んでいてびっくり
今回は団鬼六原作のＳＭ物で
雰囲気的にはエログロホラーに近いですね
大まかな話は結婚間近の女教師を誘拐し自宅に拉致監禁
サディストの変態男が最後の最後までひたすらＳＭ調教するという展開
これがまあほんとに
陰湿というか嫌悪感丸出しというか
浣腸やら拷問具、電動バ〇ブ等を使用し責める、責める
正直私、ＳＭには全く興味ないので
これのどこが面白いのか理解に苦しむのですが
好きな人には堪らない世界なのでしょう
この映画の場合ＳＭをする人とされる人の間に愛情関係が存在しないので
今でいうところの女性虐待
おまけに、誘拐して拉致監禁しているので、犯罪です
官能小説系に多いストーリー展開ではありますが
途中で気分が悪くなりました
女教師を慕う女性生徒も変態男に捕らえられ
犠牲になるのですが
ラスト牢屋の部屋で蝋燭プレイ最中に火が燃え移り火事になって
全員焼け死にそうになるところで終の文字
間抜けといえば、間抜けな最後ですが後味の悪さは最高です
10代の時ゾンビ3を見たときと同じような後味の悪さを思い出しました
エロい気分になるというよりは
ほぼほぼホラー映画を見ている感じに近い物がありましたな
ＳＭ好きは興奮するのでしょうが
私はちょっと無理
とは言いつつ今後も色々鑑賞してみたいとは思います