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わがまま きまま そのまんま

来てくださってありがとうございます 愛夢(あむ)

創作劇場  ☆恋花☆ 

2007年02月25日 | みんなの創作劇場


長い間、楽しませてもらっている創作劇場。。。このままではもったいないので、製作者さん達のご好意で、まとめて記事にしちゃいました~~(ミアネ)
ただ、絵文字が出せなかったのと、勝手に行間等編集した事、勝手にタイトルをつけた事をお許しください。
笑いあり涙あり、不思議な世界の第一章から第十四章まで、ごゆっくりとどうぞ(*^_^*)
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                  ☆ 恋 花 ☆


出 演
 *綾小路伊都子(スタイリスト・今現在の恋人修と弟修二との間で揺れる)

 *大田原修 (某会社の営業社員・伊都子の友、細野太子の存在が気になる)

 *大田原修二(札幌の市電の運転手・幼い頃離れ離れになった兄、修との奇跡的な再会をする。そして・・・兄の恋人伊都子と昔愛した女、細野太子の間で揺れ動く男心)

 *細野太子(伊都子がパリにファッションの勉強をしていた時のルームシェア・・・これがなかなかの・・・曲者!?)

 *修達のおかあさん(現在大金持ちになり、沖縄に1人住んでいる)

 *太木数子(今売り出し中の占い師・伊都子に「女としてこれほど幸せは人はいない」と言った)

 *大阪のおばちゃん(幼い頃から、修と修二の事をなんかと心配してくれるおばちゃん)

 *ヘソン教授 (ノーベル賞まで取ったへそ研究の権威)

 *ソン元理事 (友情出演)

 *LBH (特別出演 我らのかの国の王子様)

 *モンモエ軍団 (何でもできるスーパー集団)

 *あむ (やっと、モンモエ軍団の入団試験に受かったトンチンカン)
     
製作者:(あいうえお順)
     JJJ
     7
     タリ
     fu-rinnosuika
     HOO~♪
     ROSE NEL BUIO

      (この文章の文責及び著作権は、製作者に帰属します。)

     
第一章 「汚れたシャツ」



よかった
洗うから脱いでね
乾くまで時間がかかるけど、 その間は一緒にいられる。
愛し合う二人は みつめあうだけでいいの
こうして伊都子は、彼を泊まらせることに成功したのであった
伊都子は。。。心の中で思った

本当は、乾燥機があったの。。。
でも、あのまま帰したくなかった
嘘までついて引き止めてしまったこと、後悔してはしていなかった
ただ、あなたと1秒でも長く。。。いたかった
だだ、あなたの香りに包まれて。。。いたかった

そんな気持ちを あなたは知っていたかのように、優しくそっと私の黒髪を撫でてくれた
幸せすぎて。。。 幸せすぎて。。。
涙で、またシャツを汚してしまいました 

伊都子は。。。また、心の中で思った。

思い切って捨てよう。
私が作る、一針一針、想いを込めて・・・
出来上がるまでは、一緒にいられる。。。
シーツに包まって、優しく微笑んでくれるアナタを見ていたいから・・・

伊都子は一針一針、心を込めて縫った。
時折、となりでシーツに包まって寝ているあなたに目をやり微笑み合いながら・・・。
彼は優しい目で見つめてくれた。

「そんなに焦らなくていいよ。僕もこうしていたい」と言うように・・・。

そして出来上がった白いシャツ。
決して綺麗とはいえない、いびつな形のそのシャツに、彼は嬉しそうに腕を通す。
優しくて逞しい、あなたの背中を見ていると
また涙が溢れてきて・・・
でも、彼の背に抱きつきたい衝動を、また汚してはと必死にこらえている私・・・。
それに気付いた彼は、強く私を胸の中に。
そして・・・・・・・また涙で シャツを汚してしまいました・・・

伊都子の作ってくれた白いシャツ・・
なのに。。また涙で濡れてしまったね。
どうしよう・・乾くまでまっていようか。
と、修は心の中で思った。

伊都子は・・
 ごめんなさい。修。。
 あなたが・・あなたが・・遠くに行くようで。。
 私には、あなたを引き止める方法がないの。
 シャツを濡らす事以外・・・

ふたりの思いが重なり合って、修はシャツを脱ぎ、シーツに包まった。。
伊都子は、心の中で思った・・・

「離れたくない・・・」

想いは修も同じだった・・・
シャツは濡れちゃっているし~。
二人で、いたかった・・・
今、この時が永遠であって欲しい・・・

とその時、玄関で・・・ピンポ~ン・・・
誰?
宅配便だった・・・
ブータンにいる従兄弟のスコットから、やっと届いたクリスマスプレゼント・・・
中には、白とブルーのチェックのシャツが・・・

修にピッタリだった・・・嬉しそうに袖を通す修を見て、

「行ってしまうの?」

伊都子は、細い声で聞いた・・・
伊都子は、ついそう言ってしまった自分を責めた
それは、今の2人にとって言ってはならない言葉だった 

ああっ・・・ばかな私・・・

修:「ブータンにいる従兄弟のスコット兄さんから貰ったシャツなんだけど・・・」

伊都子:「...そのシャツがどうかしたの 」

修:「少し、キツイような気がするんだ」

伊都子:「えっ どの辺が。。。 」

修:「 胸のあたり。。。」

伊都子:「ポッ。。。あなたの胸の張りって。。。(凄いんだもん )」

と、言いながら伊都子は、また 修の胸の中へ落ちていった
伊都子が、ふと目を覚ますと・・・修がいない。
頭がまだはっきりとしない伊都子は修がどこにいるのか必死で目で探していた。

伊都子「あっ!修! あなた・・・」

修「あぁ。。起きたんだね。昨日は激しかったね 」

伊都子「え”っ!!! 私は何も覚えてないの。」

修「そりゃそうだろう。。。覚えていたらたいしたものだから。」

修はそう言いながら、ブータンから届いた少しきつめのシャツに袖を通していた。
修・・シャツに袖を通しながら、びりっと音がするのを耳にする。

伊都子「私・・そんなに激しかったの。。 」

修「そうだよ。。君の いびきは天下一品だね 」

伊都子「おおおおおおおおお  いびきかい 」

修「まぁ、まぁ、、それよりこのブータンシャツが破けてしまったみたいだから、伊都子・・縫ってくれるかい?」

伊都子「ええ。。じゃあ、修、、そのシャツ脱いで。」

と言う訳で、また修は伊都子のそばにいたままだった。


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2 コメント

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だははははっはhhh・・・ (JJJ)
2007-02-25 01:40:45
こんばんは、おはよ~・・・

長いナガイなが~~~~い

途中まで読んで疲れました。。。

あむちゃん、タイトルの下の絵?だかなんて言うの?がスゴク文章と合っていて、そこだけ見るのも
楽しいワ

それにしても・・・ながっっっlっっっl

大変な作業だったでしょう

でも、とても、楽しい思い出?になりました。
ありがとう・・・

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JJJちゃん (愛夢)
2007-02-28 23:32:40
JJJちゃん、大変遅くなって。。。ミアネ
風邪は治りましたか?
治り際とひき始めが大切だから気を付けてね
また、第二段たのしみにしてるね~~
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