インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

築地、それから月島。

2012-10-17 | 一言coment
ぽかぽか陽気に恵まれたきのうの築地本願寺でのフェス、
お越し下さいました皆様ほんとうにどうもありがとうございました。



カダムジャパンからはYayoiが出演させて頂きまして,
きちゅりのユウゴ君と指原君に伴奏をして頂いて,初めての記念すべきソロライヴを
させて頂いたのでした。



ご本尊が裏にあるという広々としたホールで
カタックの古典アイテムをひとつひとつ丁寧に踊り込む時間。

お客様もゆっくり、のんびりと観ていて下さり
お陰様で無事に終える事ができました。

そして私はと言うと,初めて生徒にソロを踊らせたので
「自分が踊るより疲れたでしょ?」と4、5人に声をかけて頂いたという事は...そう言う顔をしていたのかしらね?
あながち間違っておりません。
でも、とてもやりがいのある時間だったし楽しかったです。

私が初めてライヴでソロを踊ったのはLucknow に居たとき、Hiderabadで行われたNational Youth Dance Fes.のことだったと思います。
違ったかな...。でもそれは強烈な出来事で...。

公演旅行に出た姉弟子の付き添いだったものが,急に私にも機会が巡って来た時だったと思うんですよね。
Gurujiが「おい、明日の晩折角外国人の舞踊家が同行しているなら踊ってみるか?と言われているけれどどう?やるかい?」と言い出して
なんかやることにしちゃったんですよね。(若かったわねぇ。。。コワいもの知らず。向こう見ず。今じゃ信じられないわ!)


稽古着しか持っていなかった私に、姉弟子Suruviが全てをかしてくれたのでした。
彼女のミュージシャンを使って、彼女の衣装を着て、彼女にメイクして貰い、ジュエリーを付けてもらい、
信じられないけれど片足150個ずつの重い重い彼女グングルまで借りて。

え?歩けない...といったら、「気合いだ」みたいな事言われて乗り切った覚えがあります。


グルジがパダントしてくれて,
あんな贅沢な時間、後にも先にもアレ一回。


笑っちゃう想い出。

南インドまで2日くらいずっと電車にのって行きました。。。


気づけば自分の生徒にもシークエンスの一番最初にあの時と同じ「サラミカ・トゥクラ」を踊らせていた事に気づいたのは
最後のリハーサルになってからですけど。

まぁ、あの頃の私より、今回のYayoiちゃんの方が何倍も上手いんじゃないかと思いました。

こんな事が実現出来たのもこのフェスを主宰したツーリズムの皆様とチャンスを下さった田澤さんのお陰。感謝しております。
また、快く伴奏を引受けて下さった「きちゅり」の皆さんのお陰。ありがとう!



この日、'06年にICCRスカラシップでインドへ留学した同期の笠原さん(インド声楽)に数年振りに再会したり
よっちゃんのシェーナイを聞いたり,ホッフマンさんが居たり,神戸のodiss茶谷さんに再会したり、
そういう不思議な再会がいっぱいで,夜は月島にもんじゃ食べにいきました。
インド古典音楽&舞踊のディープなマニアックなお話に何時間もお花が咲く、そんな時にも感謝、でした♪

ハプニングもいっぱい起こったけれど
本願寺の神様のお陰かな,全てがいい塩梅に、まぁるく収まるそんな一日でした。

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