神楽坂セッションハウス

ふと眼に留まった“ダンスのための小劇場”としてスタジオを開放されている
神楽坂セッションハウスさんのHP。

飛び込んで来たのは
「近藤良平　神楽坂ダンス学校　公開オーディション 」の文字。

“デュオならではの楽しさに満ちた作品であること。
デュオの組合せは自由。
作品時間は3分。(面白ければ5分まで可)
衣裳と音源等は各自でご用意をお願い致します”

どうにかこうにか一晩で料理出来そうな内容。
それより何より，セッションハウスには行ってみたかったし，
近藤さんにはお会いしてみたかったし。

そんなこんなで，シーシャのさゆりちゃんと共にふらりと出掛けたのでした。



まず，世の中の「オーディション」というキーワードに
大概のインド舞踊は当てはまらなく，

評価，批評して頂くために赴くも
質問攻めに合い，インド舞踊について説明して帰ってくるのがオチであります。

ただ純粋にひとつの「おどり」として捉えて頂きたいのに
審査する方々は「知らないジャンル」「分からない」と，遠慮されてしまうようで。
（３度の経験をふまえて。落胆し帰宅のトに着く事が多い）


ところが昨日は，集まったそれぞれのデュオの殆どが
力の籠った，独自の世界観とか趣味趣向を想いっきり突き抜けた
飛び抜けたダンサーさんぞろい！とっても面白かったんです。

だから私たちもごちゃごちゃいわずに自分のダンスすれば良いんだって
いつも通りできちゃう環境。とても有難かったです。

正直，コンテ（時々コント？）をこんな風に楽しんだのは
珍しいかもしれません。

近藤さんがひと言ずつコメントして下さるのですが，
ぴしっと的を得ていて，すごい感覚の持ち主だなと感動しつつ
笑いの絶えないすてきな空間。
やさしく温かい言葉のひとつひとつです。

いや～。これはショーイングが楽しみです。

私たちはなんせ一夜漬けですから，評価のして貰いようもございませんが
セッションハウスにこの夜集った方々に見て頂けたことに本当に感謝でございました。





013年5/26(日)18:00

神楽坂ダンス学校
みんなのダンス
ショーイング

料金：前売・当日2,000円

出演：ＪＯＵ、富野幸緒、今津雅晴、神楽坂ダンス学校振付編参加者

第1部.JOUと富野幸緒の振付け作品をワークショップ生が踊る
　JOU振付作品　出演：藤村龍一、熊谷理沙、菅野龍
　富野幸緒振付作品　『Trio in Trio』　出演：あきたけだ、ＱＩＲＡＴ、清水美紗都

第2部.近藤良平のオーディションから選出されたデュオ作品

第3部.JOU 、富野幸緒、今津雅晴の3人がそれぞれのダンステクニックを披露する3つのソロ
　ＪＯＵソロ作品『へのもへ』
　富野幸緒ソロ作品『天使の街』（ダンサー4名によるタンツシアター作品「天使の街」より抜粋）
　今津雅晴ソロ作品『wet,wait,weight』