ピカピカのインド大使館にて

０７年の日印交流年の頃にリニューアルが決まったインド大使館。
１５ヶ月の改修工事を経て、本日正式にリニューアルオープンされました！

仮住まいだった四谷のビルディングから九段下に戻って皆やれやれホッとした雰囲気と、新しくぴっかぴかの大使館にそこで働く人たちもやる気が漲っているように見えました。

清水建設が建設されたという機能的そうな建物は４階建て、以前より随分大きくなった印象です。
九段下駅よりぽつぽつ歩いてゆき、角を曲がるとあまりにイメージチェンジした大使館にキャーキャー喜んで思わず記念撮影。
ガードマンがいっぱい来ていたのでちょっぴり恥ずかしくなりつつエントリー。

ガラス張りで眩しいほどの日光と皇居の豊かな緑が心地よいつくりになっていました。
ＹＯＧＡの為のスペースも出来ていて、クラスは無料という事もあり大変人気だそうです。
常にウェイティングリストがいっぱいだとか。夜景も美しいそうですよ！

個人的には昔の大使館の赴きあるエントランスも大好きだったので淋しい気も致しますが、時代の流れというものですね・・・
カルチャーセクションのスペースの充実振りが素晴らしいのでそれには変えられないという気持ちになりました。本当に素晴らしいです！！！

地下にはギャラリーが出来ており、大使館はじめ７つの改装された建物のビフォア⇔アフター記録写真が展示されていました。大使館の模型もあります。
面白かったのは地鎮祭の様子で、和式に「土を盛って神主さんが・・・」タイプとインド式に「火を囲んでプジャ・・・」タイプの両方を執り行ったらしい事(^-^)

美しい大使婦人がこの度は随分活躍されたそうで、大使館のインテリアや美術品の配置、屋上日本庭園など随所に彼女のセンスが生かさたそうですよ。
VISA申請カウンター前にも魅力的な現代絵画が飾られておりました。
厄介ばかりのビザ申請にひとつ楽しみが出来ました！

先日の選挙で就任したばかりというクリシュナ外務大臣の初の外遊先が日本となり、在日本インド大使館のリニューアルをお祝いするセレモニーとなったようです。
日本の政治家様たちは選挙だからか皆さまお忙しい様子、森元首相はじめ日印交流に縁の深い顔ぶれにはお会いできませんでしたが、シン首相やら色々な人のスピーチが寄せられて沢山の拍手で皆さま聞き入っていました。

華を添えていらしたのはCNCコンテンポラリーナティヤムカンパニーの野火杏子先生。バラタナティヤムという南インドの古典舞踊で、ガネーシャ・ヴァンダナを踊っていらっしゃいました。
ガネーシャというのは顔が象の（見たことあるでしょ？）神様で、祈りを捧げる舞です。
２００人もの背広に囲まれて緊張されたのではないでしょうか。素晴らしいですね。
グングルの鈴の音が大使館のフロアに涼やかに響いていました。

と、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。

今後この施設が良きコミュニケーションの場になる事を心より願います☆



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