インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

はじめのいっぽ

2014-09-22 | 一言coment

一年間の産休を経て、今年のナマステインディアで踊らせて頂きました。
ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました。

妊娠~出産をする事で女性のカラダはあらゆる所に変化がおこります。
ホルモンバランスでこんなにも様々な現象が起こるのかと
我が身に起きている事ながら日々感心してしまう程。

コントロールが出来る事でもなくて「神様ってすごいな。こんなにカラダって良く出来ている!」と
思いつつ、過ごす時がいっぱいありました。

臨月までセーヴしつつお稽古をしておりまして、
一ヶ月過ぎた頃から復帰した訳ですが、

正直、骨盤から筋肉からあらゆる所に感覚を取り戻し基礎をマスターする事に必死。
今回は舞台に立って観て頂くには至らないのではないか?というプレッシャーと戦いつつ

でも「最初の一歩」を踏み出さないと次が無いので
ちょっと見切り発車の部分も否めませんが踊らせて頂きました。

いつもより丁寧にひとつひとつのムーブメントを創り込んで向合って
時間をたっぷりかけて踊ったMaro Pranam.

どうだったのでしょうか?

この先もゆっくり復帰して行きたく見守って頂ければ幸いです♪



カダムジャパンのメンバーは二曲踊らせて頂きました。
ひとつは昨年来日したサンジュクタが振付したMilapという作品をリメイクして上演。
フットワークがスピーディーでむずかしい曲ながら、全員がいっぱいいっぱい稽古を重ねてトライしました。
亡きAtul Desai氏の美しい楽曲が作品にすっと入らせてくれるテンポ良く楽しい曲でこの場で上演出来て本当によかったです。
また、もうひとつはゆっくりとニュアンンスのあるMadhu。
振付に雰囲気が出てくるまでに、表情や手先まで気持ちが行き届くまでにちょっと苦戦した一曲でした。
また、ラヤ感がしっかりしていないと踊れない曲で、
カタック舞踊の面白さとむずかしさを感じながらのお稽古。
何度かしっぱいして、リベンジだったのですが...今回はみんな納得行く出来だったのかな?



ロンドンより突然のお客様、Shyam君が今年のパフォーマンスに飛び入り参加してくれました。
オックスフォード大学の学生さんだという彼、日本の文化を勉強されています。
インド系イギリス人でグジャラート系だとか。
日本語と英語を混ぜこぜに、日本とインドの文化についていろいろおしゃべり出来て楽しかったです。
私のグジャラートのホームステイ先のご家族がご縁で「日本に行ったらアツコを訪ねて!」ということで出会う事ができました!

カタックという共通言語があるだけでずっと昔から友達だったみたいにスッと馴染めるってすてき。
とても楽しい文化交流になりました♪シャム君、どうもありがとう!

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