ここ十日程、激しい頭痛が、不吉な予感の耳鳴りを伴って、皇帝ラ・ムーを襲い続けていた。・・・
「ムー帝国の将来と、国民の平安を守らせたまえ…」・・・
透明なる宮殿で膝を折り、ラ・ムーは、長い時を祈りに捧げた。・・・
繁栄の絶頂にある者の不安だった。奢りというものがこの国を包み込み、人々の欲望が神への祈りを遠ざけていく。今の栄華は、神より授かったものなのだ。神の大恵をおろそかにしてはいけない…。・・・
頭痛は後頭部にまで拡がり、眉間の皺が増え、ラ・ムーの心は乱れ揺れた。・・・
こんなん書いてます。
透析のほうはまだ10回目位で1ヵ月になりません。体調はどんどん良くなってきました。1時は死にかけたのです。助かりました。