いまの大涌谷～その弐

大涌谷の大駐車場にはほとんど雪が残っていません。

山肌を見るとところどころに白い模様が見えるので雪だとわかります。

ここは海抜1035メートルの世界。

白い噴煙は迫力があります。

比較的近くに大きな白い蒸気の煙が立ち上っています。

これは、前回の噴火騒ぎの時に新たに吹き出した場所です。

以前は温泉を供給する設備があったところですが、

この噴煙では、なかなかメンテナンスも出来ないでしょう。




大涌谷と言えば黒タマゴが有名ですね。

黒タマゴは特定の場所、つまり黒タマゴ池と呼ばれる場所でしかつくることができません。

温泉成分の微妙な違いで黒味がでないからです。

以前、ルチアの温泉でも黒タマゴづくりに挑戦しましたが出来ませんでした。（この様子はブログにアップしています）

この黒タマゴはいまは一般の人は入れない場所でつくられています。

実は噴火前ならだれでも自由に行けた少し上がったところです。

玉子茶屋があって皆がその場で黒タマゴを食べて賑わっていたのがつい昨日のようです。

現在は火山性ガスが強い為、行くことが出来ません。

現在は、駐車場から遠くにある茶屋を見上げるだけです。


いまは行くことが出来ない玉子茶屋

駐車場には延命地蔵の社があります。



遠い昔、弘法大師空海がここに納めたと言い伝えてられています。





多くの人がここを拝して病気が治ったり、子を授かったりといろいろなご利益があると言われています。

そんな延命地蔵尊のすぐ脇で、昔は黒タマゴがつくられていたそうです。

このような理由から、黒タマゴを食べると七年長生きすると言われるようになったそうな～