左袒るしふぇらのハモるし~

VHAMO製作の「びおるし」として紫びおらと活動中のコンビ

時空を奏でるビート、シティポップで不思議なドライブへ Travel through time and space with city pop, a beat that plays dimension

2025-02-10 17:42:25 | BGM・音響
時空を奏でるビート、シティポップで不思議なドライブへ Travel through time and space with city pop, a beat that plays dimension




びおるし「シティポップ#01」の登場です。
このプレイリストは、2024年12月ごろから作りためておいたシティポップを中心にアップテンポで冒険心や知的好奇心を誘うような内容で作り上げています。夜の都心部への冒険に、車の運転中に、鉄道での旅路に、雪山へのリゾートに、体験したことのない不思議な思索に、そんなコンセプトで作成しました。


また前作の「シティポップ&チル」では、シティポップ#01と、バラード#01から漏れた作品で構成しており、それぞれを聴き比べるのもよいかもしれません。また、バランスよく配置するために「シティポップ&チル」の方でも良い出来のものや前作をアップデート編曲したものを混在して聞き飽きない構成へと工夫しています。

City Pops Vol.01
A well-balanced collection of up-tempo, catchy pop songs and city pop that are perfect for driving.

01.東京非可換グルーヴ / Tokyo Non-Commutative Groove
02.ベルベットナイト / Velvet Night
03.ミッドナイトパール / Midnight Pearl
04.トロピカルエスケープ / Tropical Escape
05.霜づいた水平線 / Frosty Horizon
06.ウェアもビーニーも好きな色で / Both The Snow Waer And The Beanie Are In My Favorite Color
07.スカイラインハイウェイ / Skyline Highway
08.夜空に舞う / Dancing In The Night Sky
09.視界を超えて / Beyond Perspective
10.ディメンジョナルラビリンス 秩序の幻影 / Dimensional Labyrinth
11.シティシティシティ!! 光と陰 / City City City!!
12.地下に迷う旅人 電光掲示板 / Traveler Lost Underground
13.ネオンハイウェイ 夜明けまで加速して / Neon Highway
14.ネオンの夜 / Neon Night
15.虹流星 / Rainbow Shooting Star
16.黄金の航海 / Golden Voyage
17.星のドライヴ / Star Drive
18.真夜中の軌跡 / Midnight Trace
19.真夜中のプラットフォーム(4番ホーム) / Midnight Platform (Platform 4)

〔ツインでコンビネーションするなら〕
ベルベットナイト/トロピカルエスケープ
ミッドナイトパール/黄金の航海
フロスティホライズン/ウェアもビーニーも好きな色で
夜空に舞う/スカイラインハイウェイ
視界を超えて/ディメンジョナルラビリンス 秩序の幻影
シティシティシティ!! 光と陰/地下に迷う旅人 電光掲示板
ネオンハイウェイ/ネオンの夜
星のドライブ/虹色流星
出発の合図/真夜中の軌跡

※出発の合図は別のプレイリストです。

東京非可換グルーヴ
 一曲目にインパクトのある曲が欲しかったので、歌詞もサイコ、エレクトロ、シンセ、未来感のあるシリアスなものにしています。タイトルも直球で「東京」なんてミーハーな都市名が入ってます。
 本来は大都市を連想させるより抽象的なタイトル表現にしようか迷いましたが、海外の人から見るとTokyoはわかりやすい名称だったので採用。
 自ら歌詞を書いたのですが、AIに添削させると勝手な脚色が入ってしまい、実際の意味と少し違った方面へ行ってしまったのが少々不満なところですが、全体的な出来は悪くないと思ったので、掲載することにしました。派生型の楽曲を何曲か作れそうです。

 2~8までの曲は、典型的なシティポップです。
 ベルベットナイトはわりとアップテンポでビートも明確で、変化に富む曲で聴いていて私的には飽きが着ません。東京非可換グルーヴに負けない勢いのあるサウンドです。
 ミッドナイトパールは、最も典型的なシティポップで7~80年代らしさが漂ってます。
 トロピカルエスケープは、この2曲よりはややチル、メロウ感が漂うメロディで90年代~2000年代らしさが漂います。冬の寒さから南国の島へ逃避するというイメージで作成しました。
 フロスティホライズンは、さらにチル感のある落ち着いたメロディで、現実に戻ると霜の平原という内容で、イメージも現代的です。
 この流れは割と好きで、前作の「シティポップ&チル」も似た構成になってます。

ウェアもビーニーも好きな色で
"Both The Snow Ware And The Beanie Are In Your Favorite Color"でという英訳になっているけど、
"Both The Snow Ware And The Beanie Are In My Favorite Color"とも解釈できる。
 YourでもMyでもどちらでもよくて、貴方でも自分でもどちらでも解釈できます。
 原曲のループ音源は当初「ウェアもキャップも好きな色で」という楽曲のために制作したものです。「キャップ」だと夏っぽいので「ビーニー(ニット帽のこと)」に変更して、よりアップテンポな感じに作り直しました。音質の関係で作りに不満足ですが、仕方がないです。
 「明日は新幹線で白銀のゲレンデへ向かう」という歌詞ですが、AI脚色が激しくゲレンデという言葉を用いると鬱蒼とした
暗くて険しい冬のイメージに作り替えられてしまうので、単に「白銀へ」に歌詞変更しました。ウィンターバケーションの楽しいイメージが台無しです。
 本来は、都会も-3度で、みぞれが降っているというシチュエーション、もう山に行かなくてもいいくらいに冷え込んで
しまっている。18時のミルクココアに窓が曇る。車の音がシャーッとなる、それさえも新鮮で、旅に必要な雑貨さえも選ぶのが楽しくて~、ウェアもビーニーも好きな色で、自分色で、まだ彼氏はいないけれども、何かが起こりそうと、想像するだけで楽しくなるというような歌詞です。
 対象は中高生、大学生、20代前半くらいのイメージで大人の支配から短期間ではありながらも自立心を解放され、ドキドキワクワク感を出しています。同じコンセプトで「スノウエクスプレス」という曲を作成しました。別のプレイリストに入れるつもりです。

視界を超えて
 歌詞がよく出来ました。初めはシリアスな曲にしようとしましたが、サウンドは60年代風のフォークソング風、割と意識したのはボブ・ディランやサイモン&ガーファンクルのようなギター感です。原曲のタイトルは作りためておいた「コテージ」というループ音源ですが、それを基に編曲しました。
 歌詞は60年代の哲学的なイメージを吹き込んだメッセージソングになりました。
 他の曲がシンセやエレピなどを多用しているのに対して、この曲はアコギがメインのサウンドでプレイリストに変化がつき気に入ってます。また、YUIのギターソングが気に入っている私としてもギターソングができて何よりです。
 また、この曲を境に、典型的なシティポップから、シリアスでミステリアスなポップスへと変化します。
 この曲のアレンジ版も前作「シティポップ&チル」に掲載されていて、どちらも良い出来です。
歌詞の意味は「単一の論理に惑わされないで」というのがメインになっていて、正義より命が大切であるというような内容です。正しいものなど無いに等しいのだから多数派や影響力のある者から流布される論理ばかり掘り下げて感化されたりしすぎるのは視野狭窄であって、そのような考え方にばかり傾倒せず幅広く様々な経験をして沢山の論理を比較して優先順位を自分なり個人的に判断する必要があるというような内容です。
 
ディメンジョナルラビリンス 秩序の幻影
 「視界を超えて」は視点を変えると決まり事(定理も定義の組み合わせ)は変化するということを謳いたかったのに対して、こちらは領域が異なるだけで、あったはずの秩序は実は幻だったということが分かるという、いわば現実は視点を変えただけで全く異なる解釈ができるという意味で歌詞を書きました。東京非可換グルーヴ、シティシティシティ、地下で迷う旅人と同じようにこのプレイリストを象徴するミステリアス・シティ・ポップの一つです。先鋭的なモダンアート感を意識しています。

星のドライヴ
 別名スタードライブですが、この曲は当プレイリストでは筆者が一番気に入ってる曲です。
 シンセでシティポップ感もあるし、少しメロウでバラーディな感じもするポップスです。また、ちょっとドリーミーな浮遊感もいいです。この曲をベースに拡張して何曲か作ろうかと思っています。
 同時期に作った「ネオンハイウェイ、スカイラインハイウェイ、レインボウシューティングスター、ミッドナイトトレース」も同じようなコンセプトです。車の少ない高架上の幹線道路を貸し切りみたいに、進んだらまるで宇宙を飛んでいるみたいというのを歌詞にしたいと思いました。ネオンハイウェイは都会の中を突っ切るイメージであるのに対し、スカイラインハイウェイは都会から離陸して、空を飛ぶイメージです。またレインボウシューティングスターは高架上の夜景をしり目に助手席の彼女が眠りこけているチル・ドリーミーなイメージです。そしてスタードライブは星星を旅しているイメージです。

真夜中のプラットフォーム(4番ホーム)
 原曲の音源をAIが編曲した作品ですが、基は最終列車、廃駅の機関車と同じ原曲です。
 どうやって作ってもそこそこのポップスになります。イントロ、アウトロが未完なのが気になるところですがメロディが綺麗で爽やかなので、気に入ってます。



すべての楽曲に言えることですが動画出力時と、Youtube投稿時に音質は劣化しています。
この辺の調節には限界があるようです。他のソフトでも劣化してしまうようです。