もっと馴染み深い浮世絵の大家が亡くなったのは175年前(葛飾北斎)。
今年浮世絵からお札になって帰って来ました。まだ見てませんか?
これから一番目にする機会が多い千円札です。表面は北里先生ですが僕は前々から言ってますが裏面を推します。
葛飾北斎先生の富嶽三十六景から神奈川沖浪裏が印刷されています。
前々から好きな神奈川沖浪裏です。
この場合の神奈川は神奈川宿を指しています。現在の横浜駅から少し東京よりの場所です。
子供の頃初めて神奈川沖浪裏を美術の教科書辺りで見た時から相模湾から見た絵だと思っていましたがタイトルから考えれば当然だが東京湾内からの景色だ。今は埋立地になっている神奈川宿の沖合からの富士山。
だが主題は波だよね!
富士山は背景の一部だ!
この記事を書いた記者さんも気付いた新千円札裏の神奈川沖浪裏!これから目にする機会が増えていくだろう。風景画の絵師は役者絵や美人画の絵師より作画料は低いといわれているが北斎先生に続いてこの裏面に浮世絵を,持ってくるアイデアは良いね!