こんにちは。
瑠奈です。
本日は「江戸時代の吉原遊女から見る人の幸せ」について書こうと思います!
まず江戸に吉原遊郭ができたのは...
1617年(元和3)
庄司甚右衛門が芦屋町付近に傾城町を設置
→元吉原遊郭
1653年(明暦3)
明暦の大火後、新吉原へ移転。
→新吉原遊郭
1957年(昭和32)
4月1日に売春防止法が施行され、
吉原遊郭の幕を下ろす。
吉原は1617年〜1957年まで続いたとされます。また、吉原遊郭は幕府公認色街であり、明暦の大火により一度大きく焼失し、現在の日本橋人形町から、浅草寺裏の日本堤に建て直しています。明暦の大火前の吉原遊郭を元吉原、後の遊郭を新吉原と呼ばれ、現在、吉原を指すのは新吉原のほうです。
吉原遊女と言ったら、皆さんどのような印象でしょうか?
・キラキラしてる
・浮世絵のモデルにもなってる華やかな感じ
・豪華な衣装を着ていて、スーパースターのイメージ
・オンナの世界で生き抜くかっこいい女性
・現代でいうモデルやキャバ嬢ぽい
・今でいう風俗嬢でしょ?
・なんか大変そう
・男性に色を売る汚い感じ
・ろくに食事も休みも与えられず可哀想
・親に捨てられて、働かされてる
・劣悪な環境ぽそう
当てはまる印象はありましたか?
はたまた、これ以外の印象をお持ちですか?
もっと端的な印象かもしれないですね。笑
まあ、こんな感じで吉原遊女の印象は極端に良い面と悪い面に二分化できるのでは無いでしょうか?世間の遊女に対する私の勝手なイメージだったらすみません。笑
「吉原遊女は幼い頃に親から遊女屋に売られ、禿、新造時代を経て、女郎(遊女)となる。
豪華絢爛な衣装を身に纏った遊女たちは浮世絵などの芸術作品のモデルにもなり、華やかな世界で生きる女性で江戸庶民の憧憬であったとされる。
しかし、それは一つの面に過ぎず、遊女たちは休む間もなく働き、客を取ることが出来なければ、楼主(遊女屋のオーナー)から酷い折檻を受けることも多かった。
遊郭で働かなければいけない期間を年季といい、その年季は最低10年にも及ぶものであった。吉原はお歯黒ドブに囲まれていて、遊女が簡単に吉原の外へできることは出来なかったため、遊女は一生をそこで過ごした。
また、最低限の環境で生きる遊女たちは、病気を患っても看病してもらうことはなく、命が尽きれば、死体は菰に包まれ、投げ込み寺といわれる浄閑寺に投げ捨てられた。
「苦界十年」といわれる厳しい吉原の地で、春を鬻ぐ存在として遊女は生き抜いていた。」
突然、遊女の説明が入ってすみません。笑
簡単に遊女を説明するとこんな感じなんですね。
これを見て、劣悪な環境だなと感じる方が多いと思いますし、遊女を説明するのに、マイナスな事にフォーカスされることが多い気がします。また、「遊女って可哀想な職業だ」と思う方も多いと思います。
友達に自分の研究分野を話すと「遊女って可哀想」「辛すぎる」と言われることも多いです。
でも私は思うんですよね、
「遊女って可哀想?」って。
彼女たちが置かれていた環境だけを見ると、確かに酷いです。ろくに食事も休みを与えられず、働かされる。また、遊女の平均死亡年齢は22.7歳です。とても若いですよね。この年齢からも厳しい環境下だったことが想像できます。
でも、遊女は本当に可哀想でしょうか?
客観的事実にだけ目を向け、彼女たちが不幸だと決めつけるのはちょっと違うんじゃないかなと思います。
彼女たちは吉原の外の世界を知ることなく、死んでいく。遊郭で生きる楽しさや生き甲斐を見つけ、遊女としてそこで生きることが幸せだったかもしれない。
彼女たちが可哀想か不幸かどうかなんて、見物人が決めることでは無いと研究していて思います。彼女たちがそれは決めることだと。
だから、遊女=不幸、可哀想と一括りには、私はしたくないなって思います。
私にも同じようなことが言えるんです。
前に記事にしましたが、私の母はバツ2なんですね。なので、「父親が居ないのは可哀想」「再婚して知らない人と住むの可哀想」「お母さんバツ2ってすごいね笑」「不憫」「親が離婚するなんて子どもにとって不幸」
など、周りの方々はご丁寧に、「私が不幸で可哀想である」と、勝手な心配をしてくれるんですよ。笑
でも、私が幸か不幸かなんて周囲の人が決めることではないですよね?私の人生なので、私が幸か不幸か決めるんですよ。
母親がバツ2だろうが、父親が居なかろうが、DVだろうが、離婚しようが、マイナスな事実があろうと、私が幸せなら幸せなんです。この事実を見たら、私は他人から見たら可哀想で不憫な子かもしれませんが、、、
「あの人は幸せだよな」「この人は不幸だよな」と他人が人の幸せを、自分の価値観にはめて判断してはいけないと思ってます。
だし、両親離婚して迷惑かけてないですよねっ?!?!
人から可哀想や不幸と言われようと、自分がそれは決めることなのです!人の意見なんて関係ありません。自分の幸せは自分の価値観で決めてください。
もし、「親が離婚するけど、人からどう思われるのかこわい」と悩んでいたり、気にしている私と同じような境遇の方いらっしゃいましたら、是非、これらの話を心に留めておいてくださればいいなと思います。
「自分の幸せは自分で決める」
「他人の価値観で自分の幸せを決めさせない」
以上、遊女の生きた環境から人の幸せについて、私なりの考えを思いっきり書かせて頂き、本日も「お前誰?」というような文章でしたが、まあまあお許しください。
はー!!すっきり!
自分が幸せと思うなら、人にどう思われようとなーんでもいいんです!
「勝手に人が幸か不幸か決めちゃうアンタ、ダサくね?人にどう思われようと気にしないしぃ」
というギャルマインドで生きたいですね!!!
今日1人で小網神社いってきたー!
明日もがんばろー!おやすみなさい。
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プッシュして頂き、
ありがとうございました。
遊郭ですか。
うーん、確かにキャバっぽい
感じありますね(笑)。
でも本当は奥が深そうですね。
キャバクラっぽい印象をお持ちなのですね!
たしかに人気遊女から下級遊女までヒエラルキーがあるため、現代のキャバクラの指名ランキングと似ているところがあります!
おっしゃる通り、本当に奥が深いです...。