お待たせしました。
たあぼう(大貫妙子さん)ピュアアコースティック神戸の模様です。
まだ名古屋公演もあるから
ネタバレ嫌な方は読まないでください。
。。。。。でもねえ、ライブレポというよりは
1曲1曲に対する私の思い&ライブトークを再現って感じです。
あの音は会場で聴かないとねーーー!
2008.10.13 大貫妙子 PureAcoustic2008@新神戸オリエンタル劇場
たあぼうに神戸で会える♪いい気分☆
時間に若干余裕が持てるのです。
会場も駅から近い。
開演時間も早い。日帰りもラクラク。
Mother3や映画「めがね」のテーマ曲、
いろんな方のライブにゲストというのはあるのですが
たあぼう自身の新作の動きはなくて、
なかなか表立って活動できない事情があるのかなあ。
お元気かしら。。。。などなど気になりつつ。
だからね、ライブという場は貴重です☆
はじめて遠征でたあぼうライブに行った1990年(NEW MOON大阪)、
ライブ翌日に神戸に来たのがわたしの初神戸観光。
オシャレな街だ~とおのぼりさんわたしだったー。
震災数年後にも行って
被害の大きさを見て衝撃を受けたことあるし、
いっぱいいいライブも見ている。
(2001年チキンジョージでのKENJISHOCKは忘れませんっ!)
ライブの回数では大阪に行くチャンスが圧倒的に多くなったけど
行けばゆっくりしたくなる好きな街。
開場時間は17:30(早いでしょ)。友達みんなそろった。
5人の仲間、席は2-3で分かれて、それぞれいい位置に。
行くぞーーー!入場、着席。
はい、今回もすばらしいお席なのです~。最前でーす。ふふふーー(壊)。
たあぼうのマイクの後ろには赤?オレンジ??のお花が飾ってありました。
ここ数年はピアノのパネさん曲からスタートが多いから
今回も?。。。。。と思っているうちに、メンバーのみなさんスタンバイ。
(弦のみなさんは黒一色。立夫さんは赤いシャツ、パネさんは青いシャツ、大柄な模様)
わたしは弦の4人さんと真正面な位置。
ピアノが左端、その隣にコントラバス、真ん中にドラムス、そして弦っていう構え。
。。。たあぼうが歩いてまいりました!
衣装がシック!黒がメインの色合い。
上はフロント部分に白色?で、散らしたような細かい柄
袖上部はシースルー袖口に向かって赤桃小花が集まるようなデザイン。
巻いてるサッシュベルト、先にスワロフスキー?キラって光ってた。
スカートも黒地。ロングスカート。
スカート上部には桃色のリボン型小さなマークが並んでて
裾にはは大きな花のモチーフが数段並んでた。
足元はスカートで隠れてます。
ちらっと見えたのは黒のエナメル靴かなー。
髪はおろしていて、カーラーで巻いてくるんくるんとなってる感じ。
センターマイクに向いて。始まりますねー
ネイルもおとなしめの色だったと思う~。
イベール からでした。いきなり冬の曲ですかー。
たあぼうの書くメロデイって音の上がり下がりが難しいのです。
この曲も一回耳にしただけでは正確に取れないですよー。
次は吉野さん(コントラバス)と林立夫さん(ドラム)が
かけあいのように演奏していき。。。。。
だんだんと、「この曲は!」と気づかされる、
夏に恋する女たち
オリジナルのアレンジと違うピュアアコバージョン。
シエナ
以前のレポでも触れているので定番ってことか、
1番が青く、2番がレンガ色に変化するライティング。
たあぼうの声が、すーーーっと劇場内に溶けてゆくよう。
光がさあーーーっと走るっていうのかなあ。
新しいシャツ
パネさんのピアノ、きき惚れる~。柔らかい音。
新しいシャツ も、ずーーっと褪せない曲だと思う~。
後で演奏する 突然の贈りもの(たあぼうの絶対必要曲というのかな)も
外せないですが、わたしには新しいシャツがマストなのですよー。
この曲に出てくる「わたし」が、たあぼう本人に近いなと感じることがあって。
好きなフレーズは
♪お互いがとても必要だったころ 苦しみも多くて
眠れぬ夜には 山ほど手紙を書いた♪ ってとこ。
貴重な連休に神戸までどうも!
というのが最初のご挨拶時の言葉。
いい一日になりました、たあぼうのおかげですーーと心で返し。
2~3曲めまではたあぼうの声、緊張気味。
張り上げるタイプの歌い方ではないのと
メロデイの上げ下げが微妙に難しいとこがあるので、
感じをつかむまで緊張が解けないのかも。
客席から
たあぼうー!の声に ん?って表情をされて
声のする方に向いて、誰からかな?って顔。チャーミング。
そのあと
妙子さん、やっぱり男前!の声に笑ってた。
関西ならではの応援?ってことで。
実際、この後から歌声ぐんと伸びてたもん。
前日から神戸入りしてました。。。。そうですかー。
ロープウエイに乗ってあっちこち行ってみたい。。。。けど
ライブ前に何かあってもいけないのでどこにも行かず
ホテルにじっとしていた。。。。というようなことを言われ、
神戸。。。いいサイズの街ですね、山があって海があって。
東京は。。。。なんか最近では東京というより、
「関東」でひとつの街みたいな表現もあって大きすぎる。。。。らしいです。
神戸、いいですよねーーー。うんうん。。。とうなずいていたら
た「神戸以外からお越しの方もいますね。。。。」
(後で考えたら大阪方面から来られている方もいますねという
意味かあーと思ったがその時は)きゃー、うちらのこと?って
ドキドキしましたーーー爆
神戸、好きな街なのではりきって来ました☆
泊りがけで来たかったくらいです~。なんて考えながら
このへんの話を聞いていました。
この劇場でコンサートは2度目。
それは20年前、ちょうどここができたばかりの頃で。。。。
だそうです~。20年前のライブには行かれなかったのでした。
トークの時はたあぼうの顔を見て聞いていましたよ。
たあぼうもこっち見てくださってる、絶対!
って思わせる表情で客席を見て話されていて、
わたしは痛い客になりつつどきどきしてました爆
彼と彼女のソネット
これもまた聞かせる曲で!
フランス人の作曲で、たあぼうは歌詞(日本語詞)を書いたのですが。
詞のセンスは簡潔で映像が見えるようで
いろんなイメージに飛んでいく部分もあり。
フランス語の歌がジーンズ(EDWIN)CMでかかったこともあるから
聴いたことある人もいると思う。
原田知世さんも歌ったバージョンありますね。
美雨ちゃん(坂本美雨ちゃん)も歌いましたっけ。
黒のクレール
オリジナルの、フランス映画音楽を意識したバック音
(アレンジが教授でーす☆)の印象が強いです。
しかし、ピュアアコバージョンもまたステキでして。
パネさんピアノフレーズがしみます。
この曲だったかなあ、チェロの木村さんの音がすごくよかったんですよー。
たあぼうの絹の歌声(響き)が、劇場の空間にふんわりと溶けていく。
このあたり曲順記憶定かでないので前後してるかも。
空へ
これはですね。。。。。深い1曲、心の奥に刺さる感じがある。
♪自由に あの空へ 放たれた 鳥のように
もう二度と戻らず 羽ばたいて行けばいい♪
ここのメロデイは、鳥が飛んでゆく映像が
スローモーションで再現されていくように感じられるのです。
少ない言葉で。
そして 突然の贈りもの
このへんで歌われるのですね。
けなげな女性。。。というだけではないのでしょうけど
とても人気があるこの曲。
たあぼうの声が、曲の想いを届ける上で合っているから
みんなの心に響くのでしょうね。
幻惑
イントロで、「わー!これをやりますね!」と思った。
立夫さんがいらっしゃるからぜひに!
飛鳥さんのバイオリンもすごく切れがあってかっこいい。
ひっぱっていきます。
締め部分の飛鳥さんソロ(っていうんかな)に聞き惚れ~。
幻惑はバンドスタイルで演奏する曲だと思っていたので
数年前のピュアアコで聴いた時、びっくりした。
メンバー紹介の時、
セカンドヴァイオリンの方、友達に顔が似ているなあ。
。。ってそんなとこが気になってしまった笑
立夫さん紹介時、ちょうど譜面を見られてて
た「譜面見るのに忙しい林立夫さん」とか言われてた笑
咳をするのにも緊張する、そんな空気の場内。
みんな音を聞き逃すまいとそばだてているんです。そこへ、
た「性格は明るいんですよ?」と話してなごんだり。
そして明るさのあるこの曲、横顔。
思わず手拍子しながら聴きたい曲。かわいい。
シャルウィダンスの時は頭上からミラーボールが降りてきて
場内がくすくすっと笑ってたあぼうも気がつく。
曲が終わって、
「去っていく。。。。」たあぼう、去っていくミラーボールを見上げてましたよ。
カバリーレセルヴァンテ
わたしはシエナと時々ごっちゃになります笑
ヴェネチアがテーマ。
沈んでしまう前にどうぞ行ってくださいと話していた。
イタリアからブラジルに。。。の言葉で タンゴ
この曲を歌うと(作曲者の)教授=坂本龍一氏 にも印税入るのかしら?とか
考えてしまいました(爆)
♪あなたを 失ってなお 追い求める 夢のはてまで♪
ここのメロデイラインが”坂本龍一”らしいと思います☆
グッズの話、少しありました。
教授が旗振って(笑)やっています、MOREツリーズの話。
森をつくろうっていう話、まあ、ただ森(木)があればいいというもの
でもないのだけど、でも木々の数が絶対的に少ないので
協力したい。。。と、
た「わたしのへたな字で書いた」言葉をプリントした、
オーガニックコットンで作ったTシャツを売っています。
<Think,what does it take to change a habit?>
というのがそれ。
何をおっしゃいますか、たあぼうの字体、読みやすくて大好きですよー。
黒と白の2種類あります。
Tシャツ1枚買うと森10坪整備できます、100枚だと。。。。。ん、100枚?
1人100枚ってわけじゃない。。。ですよね?笑
た「それに、わたしの大好きな、ナマケモノをデザインした
バッジをつけて。」
ナマケモノ(動物)がすごく好きで、見たくてコスタリカに行ったんです!
って嬉しそうに話してました。
(いろんな動物が好きで熱く語る、ゴンチチのお二人の話し振りと重なる。。。。。笑)
た「Tシャツ(もバッジも。。って意味かな)、儲けは考えてません」
わたしのサイズはXSです。。と。
たあぼうならXSでも大きいかもなー。
四季
たあぼうの持つ和風な一面。言葉数の短いところも含め好きな曲。
簡潔で、美しい言葉で紡ぐところには
詩を書く上でかなり影響を受けました。
どっちかといえば、わたしの書く文章はやのさんに近いとこあるんだけど、
弾む心を抑えて表現する方法は研究したいもの。
四季という曲の伏線には、
その何年も前に創られた、野辺という曲があると思います。
野辺はライブで演奏されたのを聴いたことがなくて、
いつか何かの形で聴きたい。。。。
風の道
これも泣ける1曲~。たあぼうの言葉選びのセンスに脱帽。
たあぼうからちょこっと解説あって
「昔好きだった人の家の前を通ったら、その人が以前に乗っていたと
思われる自転車があって。。。。っていうのがこの曲の出だしなんですけど、
今(のわたしの年齢)だったら、孫の自転車?みたいな感じになっちゃう。。。」
ロマンチックな曲なのに。。。。そう来ますか?笑
最後の曲です とTime to go
これも立夫さんがいらっしゃるからこその曲。
アンコール待ちの拍手の中。
。。。。。すでに一人ステージ近くまでいらしてました。
準備、早いなー(笑)
たあぼう、着替えて登場!かわいい色づかいだーー!
ベストは淡い色。数色を合わせて編みこんだ感じ。
ブラウス(かな)の袖部分にカラフル大きなドット数色。
スカートはピンク部分と黒地の布の2パターンを
縦長く組み合わせてはぎあわせた感じ、
ベルトはスカート黒地のほうをあわせてました。
さっきの方の後に数人並んでて、たあぼうと向かい合います。
ざっと数えても10人くらいはいましたよね??
熱い心で来ていらっしゃるのね、みなさん。
話しはじめるとなかなか会話終わらなくて。
しっかり受けて答えている様子が見えました。
もらったプレゼントを見てメンバーの方に向いて
「お酒があるよー」(あとで一緒に飲もうという意味か)って。
お一人、女性の方、感極まって泣き出しそうになってて。
た「やだ、泣かないでよーー!」って声をかけてましたけど
さらに話が続いて、たあぼうが
「わたしもつられそう。。。。!」とくるっと向きを変えて
涙をこらえる?瞬間もありました。
*あとで偶然、その方から教えていただいたこと、
たあぼうのお父様とその方のお父様(故人)が戦友であったこと。
。。自分の父を思い出して感極まってしまった。。。
ということでした。たあぼうのお父様はご健在です。
で、わたしもちょこーっと参加してきた!
「関東方面が活動の中心かもしれませんがこちら方面に来られる時は
がんばって来ますから!」というようなことを言った。。。。つもりです。
毎回、言いたいことを伝えることで精一杯で
たあぼうからの返事を覚えていないのが悔やまれます(笑)
にこにことされていたのは覚えてます。よかった。
握手しました。がっちりと。あったかい手、たあぼうの手はがっしりしてます、意外と。
小柄できゃしゃな方なのですけどね、贅肉がない、すっきりした方なのですわ。
最後の方、男性が
「大貫さんは最高の歌手だと思いますっ!」
たあぼうを称える言葉をかけられていて、恐縮されてましたねー。
きちんと応える方だと思います。そんな印象ありました。
いつもありがとう!来てくださるだけで嬉しいです。
このプレゼントは全部ちゃんと持って帰りますから。
お花はみんなで分けてもいい?
ベジタブル
そーですね、この歌を歌うならこっちの衣装が合うよねーーー。うん!
たあぼうから光の花束を差し出されたような、手の動きと声と。
夢や希望を伝える仕事。。。といってもそういう言葉が
なかなか現実味を帯びないようなことが起こるこの頃ですが。。。
それでも大事にしたいもの。。。という感じの言葉を話されて
最後に1曲、キスザドリーム。
たあぼう流の 星に願いを だなあって思います。
新しい曲の演奏はなくても、
名曲をしっかりきちんと演奏(と歌)してくださって、
聴き応えありました。
流行に左右されない意志っていうの?
それから、たあぼうの生歌声を待ち望んでいるお客さんたちの
心意気っていうか、わたしなんかまだまだですわ(笑)と
思っちゃうくらい熱い想いを受けました。
たあぼうにも伝わっている。。。。。と思います。
劇場を出て5人再集合~。
「いい曲聴いたねーーー」音がよかったし
たあぼうも声キレイだったねー。。。などと話して盛り上がり。
新幹線駅がすぐだったので来た便に乗って。。。。。
けっきょく広島まで座れずに帰りました。
ブックルドレイユをリピートで(携帯オーディオプレーヤー再生ね)
帰りましたよー。
今後の活動のことは一言も案内なく。
うーん、なかなか公にできんのかな。
ライブでまた来たい。。。。。ような様子は伺えたのですが!
うちら5人は絶対行くと決めてますよ。
1人は次週の名古屋公演(最終日)も行くようなので
健闘を祈ります!
いつか ひまわり(東京日和のテーマ)を歌う たあぼうが見たいな。
セットリスト(途中、ちょっと曲順が曖昧です。)
hiver/夏に恋する女たち/シエナ/新しいシャツ
彼と彼女のソネット/黒のクレール/空へ/突然の贈りもの/幻惑
横顔/shall we dance?/カヴァリーレ・セルヴァンテ/Tango
四季/風の道/Time to go
アンコール
ベジタブル/kiss the dream
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