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興味のある情報。

あなたの脳は何パーセントつかっている?

2010-12-26 16:52:32 | 日記
唐突な題名ですが、

私は、今「最新脳科学で読み解く 脳のしくみ」を読んでいます。

広告関係の仕事をしているので、心理学などに興味があり、

いろいろ資料を探している中で、この本を見つけました。



人間の脳はどれくらい使われているのでしょうか?

10%といわれているのを聞いたことがあります。

私もその話を信じていました。

だから、脳を訓練すると能力が伸びるという話も聞きます。

書店でもよく見かけます。

確かに訓練すると、能力は伸びるかと思います。

それは、その訓練をする人の意識次第によるもので、

実際脳は100%使われています。

心理学の本
「心理学の教科書」(高橋美穂著)
「最新脳科学で読み解く 脳のしくみ」
 (サンドラ・アーモット+サム・スワン 著 三橋智子 訳)

など心理学や脳科学に関する書籍に書かれています。

いま読んでいる「最新脳科学で読み解く 脳のしくみ」の最初の方に出てきます。

この脳を10%しか使っていない話は、

100年以上も前でアメリカで定着したもののようです。

いまでも、多くの国で信じられています。

その元は、ウィリアム・ジェームズとうアメリカの代表的な心理学者の

一般向けの講義だそうです。

「ジェームズの著書や講演で10%という数字はひとつもでてこない。ただし、ジェームズが一般向けの講演で「人間は使っている以上に精神能力を持っている」と語ったの事実だから、これを聴いた野心的な人物が、より科学的に聞こえるように10%という数字をつけ加えたのかもしれない」「最新脳科学で読み解く 脳のしくみ」

これをきっかけに「自己啓発」商売をしようとした人がいたのがこの「10%」という数字を広め、今に至っているようです。

確かに、人間の脳は、五感から伝えられる意識できる情報の処理以外に、無意識に情報を処理しています。

寒くなったら、体が震える、これは体温を上がるために、

脳が判断して体を動かせるのでしょうし、

脳は、人間が生きていく上で必要な処理を意識しないうちに行っているのです。

ただ、人間が脳をフルに使っているからといって、

人間の能力は鍛えても仕方が無いというのではなく、

先述のウィリアム・ジェームズの講演にもあったように、

「人間は使っている以上に精神能力をもっている」

気持ちの持ち方によって、人間の能力をあげることができると思います。

人間にはすごい力があり、職人の技術などはその一つだと思います。

人の手によって作られる精密機器の部品などもその一つだと思います。

機械では作ることができないものを、人間の手がつくることができるのです。

その職人芸をまねた機械が作られたりもします。



この職人の技術も一日二日で身に付いたものではありません。

何十年もかかって積みかねられた経験の積み重ねによるものです。

継続してすること、それが人間に大きな能力を与えるものだと思います。


それがジェームのいう精神能力だと思います。

どんなことでも、信じて続けることが、能力をのばす一つの方法だと思います。

継続してすることが他者にはまねができない自分なりの技術を身につけることができると思います。

これは、何歳になってもいえることだと思います。

私も、いい年になってきて、今、自分に何ができるかと問いかけたときに、

思いつくものがありません。

何をしてきたのかと、振り返った時も、

三日坊主で終わったことが多かったなと思うばかりで

これからどうしようかと考えています。

今からでも、遅くないとおもっています。

もう今年も終わりですが、今から始められることをはじめます。

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