白い恋人の赤いバラ

百万本のバラの花を、あなたにあなたにあなたにあげる。
登紀子さんの歌声が、バラを見るたびに脳内で再生される。
あの歌の女優は、きっとこんな場所で真っ赤なバラを見下ろしたに違いない。

２０１９年７月１２日、リニューアルオープンの白い恋人パーク。
その前なら空いているかと思いきや、全然そんなことはなかった。
開放されているローズガーデンは、むしろ大混雑。

中国語を聞きたければ、ここに行くとよい。英国風の庭も、中華の賑わい。
バラは天候の関係で、６月中に満開を迎えてしまったそう。
それでもまだ品種によっては見頃で、狭いながらも色々楽しめる。

サッカー場のほうへ静けさを求めて向かうと、フェンスにもバラが巻き付いていた。
それぞれネームプレートもつけられ、手入れに抜かりなし。
コンサドーレカラーの赤いバラもある。脳内で応援歌は、流れない。