幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

千疋屋の麗しいフルーツソフト

2019-07-26 | ソフトクリーム
向かい合って、PCをパチパチ打ち込んでいる女性二人の横に座る。
雨上がりの、涼しすぎる気温に肩をすくめながらも、ソフトクリーム。
プラスチックではないスプーンで、贅沢な時間を味わう。

すいすい食べて、葉書を書いていると、隣にスーツの男性が二人。
ジュースを置いて、30歳前後のほうが仕切って話し出す。
相手は就職活動中の学生で、メモを取りながら真剣に相槌を打っている。

面接じゃないから、と前置きし、華麗な仕事内容について語る年上男。
嫌でも耳に入り、その自信に満ち溢れた態度に、内心苦笑してしまった。
なるほどこれが、千疋屋総本店のカフェの使われ方なのか。

1834年創業の千疋屋。創始者は埼玉の千疋村から江戸に店を出したという。
フルーツソフトは一週間ごとに味が変わり、この時は好物のグアバ。喜。
今はライチ、来週はうんしゅうみかん。できれば仕事を離れてゆっくりしてほしい。

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