幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

鳴子玉子屋のシュークリーム

2018-11-05 | 甘いもの
鳴子温泉駅に、すりすりと入線した二両編成に乗る。
プロペラ機のように、通路を挟んで二席と一席の並びで、
風変わりな回転をする一席側に座った。さよなら鳴子。

駅近くの、玉子屋という店で買ったシュークリームをひっそり食べる。
アーモンドと粉糖をのせた、食べづらいタイプではあるが、
失礼ながら店の雰囲気とはまったく違う、意外な上品さのある味。

玉子焼きの店ではなく、鳴子銘菓のわらび餅が有名な菓子屋。
明治時代に創業したとかで、外観は雑然として菓子屋の雰囲気は薄い。
中は混沌とした喫茶店でもあった。狭苦しくて逆に落ち着く、というやつ。

翌日食べた、もなかフランセという和菓子も美味で驚く。
白餡に栗とラムの強い風味が加わって、酔うくらい。これはまた食べたい。
店員嬢は郵便局の場所を丁寧に教えてくれて、よい店だった。

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