幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

羊ヶ丘の雪だるま大福

2019-08-19 | 札幌
有名なアイスのように、もちーっと伸びそうな雪だるま。
雪まつりに関する記念館で、とろんとまどろんでいる。
以前来た時にいた、もっととろけた雪だるまには会えず、寂しい。

布の擦り切れた階段も、古びた照明も、エンドレス再生の歌も、哀愁漂う。
展望台にある施設は大体、スキー場のロッジを思わせる冬の雰囲気。
農業研究施設に観光客が増えてしまい、展望台を開設したのが昭和34年。

昭和47年、オリンピック終了後に、真駒内から山小屋風のオーストリア館を移設。
当時総工費七千万円だった建物は、今は雑然とした軽食と土産物の店に。
クラーク博士が建立されたのは昭和51年。これも北大で増えた観光客対策。

明治9年、八か月だけ札幌農学校の初代教頭だったクラーク博士は、
ここで、背後に羊を従えて「遥か彼方にある永遠の真理」を右手で指している。
永遠の真理。北海道の夏はお盆まで。冬は必ずやってくる。

*羊ヶ丘限定アイスについては、Guriブログに掲載します。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 羊ヶ丘で寄り添うもふもふ | トップ | 定山渓で河童謎解きラリー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

札幌」カテゴリの最新記事