幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

北欧の叫ぶパン

2020-10-30 | 甘いもの
両手を当てていたら、そっくりじゃないか。
「叫び」の人に。
鏡を見て、自分の顔に驚いている、おばけ。

を、イメージして撮ってみた。札幌駅ビルの飾り窓。
後ろにあるのは、地下街に通じるガラスの入口であり、ルーブル美術館ではない。
おばけも、絵ではなくて、地下街にある北欧のハロウィンのパン。

小さめのナンのような平べったい形で、中にかぼちゃクリームが薄く入っている。
黒い顔の部分はクッキー生地で、個体によって目がつぶれていたり、歪んでいたり。
これは瘤取りじいさんよろしく、片頬に膨らみができて愛嬌もある。

手土産で一口だけ味見させてもらった。クリームはまあ、かぼちゃ味で甘い。
しかし、パン生地が、戸惑うくらい味気ない。なるほどなー、と悲しく納得。
こりゃ、北海道に一店舗だけになってしまうわけだ。パンも叫びたくなるよ。

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