ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

ボルドー左岸赤ワイン村名比較

2017年01月10日 | ワイン
黒木都先生のワインスクール「ボワノワール」の「フランス専科」

「ボルドー左岸赤ワイン村名比較」

【講義内容】
まず、ボルドー地方の重要なAOCを地図で確認
1.赤ワイン用ぶどう品種
2.それぞれの地区のワインの特徴

4種類をブラインド・テイスティング

最初に4つの村名はサンテステフ、ポイヤック、マルゴー、ペサック・レオニャンであると伝えられましたが、大事なのは村名を当てることではなく(そもそも当たるわけがない)違い・特徴がわかること。

セカンド・ラベル早飲みに造ってあるので、ファースト・ラベルで揃えたとのこと。でも格付けワインは予算的に無理(笑)

また、同じヴィンテージで揃えられなかったので、違いはヴィンテージによるものがあります。



果物の香りがしっかり出ているのは1番目と4番目。
1番目は熟した果物の香りがして、落ち着いている感じがします。
4番目はフレッシュな果物の香り。

2番目、3番目は酸味が強く感じられ、明らかに若い。でもタンニンはしっかりと強く感じられます。果物の香りは2番目より3番目の方が出ている感じ。

1番目は誰もがバランスが取れて美味しいとの評価。1番目は別格として、個人的には4番目のワイン(グラーヴでした)もバランスが良く、好み。グラーヴのワインは比較的早くから飲めるのが多いです。2,3番目も年数がたてばきっと美味しくなるでしょう。

久しぶりのボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンの比較。こういう機会はなかなかないので面白かったです。



Ch.Ormes de Pez シャトー・オルム・ド・ペズ
【生産地域】AOC Saint-Estephe
【生産者】Ch.Ormes de Pez シャトー・オルム・ド・ペズ
【ぶどう品種】カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ30%、カベルネ・フラン10%(作付面積)
【収穫年】2007年

Ch.Artigues Arnaud シャトー・アルティグ・アルノー
【生産地域】AOC Pauillac
【生産者】Ch.Artigues Amaud シャトー・アルティグ・アルノー
【ぶどう品種】カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%
【収穫年】2010年

Ch. Paveil de Luze シャトー・パヴェイユ・ド・リューズ
【生産地域】AOC Margaux
【生産者】Ch. Paveil de Luze シャトー・パヴェイユ・ド・リューズ
【ぶどう品種】カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ30%、カベルネ・フラン5%(作付面積)
【収穫年】2013年

Ch.Lamothe Bouscaut シャトー・ラモット・ブスコー
【生産地域】AOC Pesasac-Leognan
【生産者】Ch.Lamothe Bouscaut シャトー・ラモット・ブスコー
【ぶどう品種】カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%
【収穫年】2011年



Elutcha エルッチャ(羊乳、ハード、ミディ・ピレネー圏)
Shropshire Blue シュロップシャー・ブルー(牛乳、青カビ、イギリス、ノッティンガム州 )
Tonneau トノー(山羊乳、シェーヴル、ブルゴーニュ圏 )
Delice de Bourgogne デリス・ド・ブルゴーニュ(牛乳、白カビ、ブルゴーニュ圏 )
◆生ハム パルマ

フランスはAOCではないマイナーなものばかりですが、どのチーズも今夜のワインにぴったりで美味しい!
シュロップシャー・ブルー久しぶりにいただきましたが、美味しい~♪

黒木先生、皆さん、有難うございました!

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