ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

有田街並散策

2020年11月28日 | ななつ星in九州2
柿右衛門窯を出発した後、有田観光協会のガイドさんに有田の観光スポットをご案内していただきました。

泉山磁石場


有田焼の原料となる陶石の採掘場。
現在、採掘はほとんど行われていませんが、掘り続けられた山の姿は奇観です。

この後、中心地まで行き、バスを降りて街並を散策

トンバイ塀


トンバイ塀とは、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具を赤土で塗り固め作った塀のこと。

川には焼物のかけらが落ちているのが見られます。


昔は窯が山の中にあり、失敗作などが川に捨てられたり、落ちたりしたそうです。時にはお宝が見つかるとか。持ち帰って売るのはもちろん違法です。



泉山の陶石を発見し、国内で初めて磁器を焼いた有田焼の陶祖「李参平の記念碑」が見えます。陶山神社から徒歩15分のところにありますが、昨年8月の豪雨で令和元年8月の佐賀豪雨の影響により陶山神社から碑への通路が一部破損し、現在通行できません。



ゴールデンウィークの頃には陶器市が開かれ、有田駅周辺に2~3kmにわたりお店がずらりと並ぶそうです。今年は新型コロナの影響で開催されず残念なことでした。

「有田館」のからくり人形


有田館では世界で唯一の磁器製のカラクリ人形の上演があるそうです。

深川製磁参考館


宮内庁御用達で、「フカガワブルー」と呼ばれる透き通るような青色の染付と赤絵を特徴とする窯元。本店の1階はショールーム、2階は参考館として、深川製磁の歴史と伝統を物語る逸品が展示されています。

お茶をいただき、有田を出発。

観光協会のガイドさん、有り難うございました!

ところで有田観光には11月クルーになったばかりの10期生の2人が研修で同行されました。
柿右衛門窯では熱心にメモを取っておられ、散策中はシャッターを押していただきました。
正式にデビューされる日を楽しみにしています!

さて、バスは早岐駅に到着

予定より早く着いたので、早岐駅前にある給水塔跡を見学


高低差を利用して蒸気機関車に急速に給水するための施設。かつては上部に銅製の水槽が設置されていたそうです。

中に入ってみました。





橋上通路から「ななつ星in九州」が入線してくるのが見えました!


ホームには「ななつ星in九州」に会いに来た小さな男の子がいました。
クルー達とも知り合いの有名な子で、お名前はあるD&S列車の名前です。
いつも佐世保駅でお出迎えしていたそうですが、ななつ星が10月以降佐世保まで行かないので、わざわざ早岐まで来たそうです。
彼に手を消毒してもらい、列車に乗りました。

お見送り、有り難う!

16:51 早岐駅出発

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