夢へ向かってひたむきに努力を続けて・・・

近隣の小学校の卒業式に来賓として招かれ、参加しました。いつも思うのですが、こうした式典での話は本当に感動します。

今回、校長先生はまず運動会でおこなった組体操の話をしました。「皆さんの組体操は圧巻でした。思わず涙が出てきました」と語りかける校長。卒業生たちはまっすぐに校長をみつめます。

続いて校長は、責任感をもつことの大切さを話しました。
６年生にはリーダーとして色々な仕事をやってもらった。小さな学年には重い責任のある仕事はたのまない。期待をしているからこそ、仕事をたのむのだ。「何事にも責任感をもって、やり遂げられる人になってもらいたい！」と熱く語りました。
次に、ソチオリンピックで大活躍し、次への挑戦を宣言した４０代選手の話をしながら、「どんなに難しい勉強も、あきらめずに進めば必ずひらける！未来に向かって力強く進んでいきなさい！」と激励しました。

このあとも次々に来賓からのお話が続きましたが、特に印象に残ったのはＰＴＡ会長のお話でした。
「皆さんの相手を思いやる心は本当に素晴らしい！」と冒頭切り出し、具体的な例を次々と紹介しました。
「廊下の片隅で泣いていた下級生を、同じ目線まで膝を曲げて声をかけ、肩を抱きつつ励ましてくれたね」とか、「登下校の時、ひとりでぽつんと歩いている子に元気に声をかけ、一緒に仲良く歩いていきましたね」等々、あなた達を、いつまでもどこまでも見守っていますよ・・・という強いメッセージが伝わる内容でした。
そして、「夢へ向かってひたむきに努力を続けていってほしい！」というエールを贈り、はなむけの言葉としました。

「言葉は心」です。未来に飛び立とうとする子供たちへの愛情あふれる激励は、厳かな会場を春のように暖かな雰囲気で包み込みました。
ご卒業おめでとうございます！