テラノヴァ＆ヴゼットジョリー

先週末、揃って約２年ぶりの勝利をあげたテラノヴァとヴゼットジョリー。
この２頭、通常ならテラノヴァが続戦でヴゼットジョリーはお休みなのに、
今回は全く逆になっています。



◆テラノヴァ


（写真は前走の口取り時。　モレイラ騎手と記念撮影。　社台ＲＨより）

2018/08/03　社台Ｆ
社台F到着時に計測した馬体重は496kgでした。
放牧後の馬体チェックでは背腰に硬さが感じられ、
上腕頭筋を触るとかなり反応も見せましたが、
いつものレース後に比べればまだマシなほうといえます。
疲労回復を狙ってショックウェーブ治療も施しており、
もうしばらくは馬体のメンテナンスを重点的に行っていきます。
なお、この後は秋競馬に備えていく予定ですが、
本州への移動のタイミングは暑さがひと段落してからでも
いいかもしれません。

きっちり勝ち上がったことで、しっかりお休みさせて貰えるのは朗報です。
何と言っても『殺人的な暑さ』が続いていますから、
少しでも涼しい北海道でその暑さを回避できるというのも良いですね。

実は先日の勝利で獲得賞金も１億を超えたテラノヴァ。
何と道新スポーツ賞が「初特別勝ち」で、
外国人ジョッキーとのコンビでの「初勝利」でもありました。
秋から約半年の現役生活となりますが、もうひと花咲かせて欲しいです！


◆ヴゼットジョリー


（写真は前走の口取り時。　バシシュウ騎手と一緒に。　社台ＲＨより）

20158/08/01　栗東ＴＣ
レース後かわりありません。
休養明けでもしっかり仕上がっており、
いいレースを見せてくれました。
疲れもそれほどなさそうなことから、
この後は中１週で来週8/11(土)新潟・新潟日報賞
(芝1400ｍハンデ)へ向かう予定です。
引き続き石橋脩騎手に騎乗依頼しています。

いつも一戦するたびに間隔を取らざるを得なかったヴゼットジョリー。
そのジョリーが何と「中１週」で出走を予定するとは！？
暑い時期に詰めて２戦するのは、その後のダメージが心配です。
が、真っ黒な馬ですが、勝ち鞍は夏に集中しているように案外、夏女なのかも。
一ハロン短縮でも対応出来れば、待望のＯＰ返り咲きも？！
今まで慎重な使い方をしてきた中内田先生がゴーサインを出すのなら、
本当に体調が良いといことかもしれません。
休み明けでも６キロ減っていた馬体重がまた輸送で減ってしまうのは心配ですが。


２頭の更新はこれまでの経過とは違うのでちょっと戸惑いますが、
２頭とも更なる飛躍を期待したいと思います！！