先週の水曜日、帝国ホテルで開かれた「絆の美食会」に、親しい方々と参加して参りました。
当初は詳細なレポートを考えていましたが、ドラフト関連やら2歳馬レポートやらが目白押しで、
こんなに時間が経ってしまいました。
ってことで、今回はお料理のみの紹介にいたします。
まずは前室で立食形式のアペリティフタイムがありました。
写真はありませんが、ベリーニ(桃のスパークリングワイン)に、桃の果肉を入れたカクテルが美味しかったです!
◆テーブルセッティング
◆アミューズ ブーシュ
茄子のムースとトマトコンフィのクーリ
この「茄子のムース」が秀逸でした。
灰汁が出て色が変わり易い「茄子」をこんなに白いまま饗せるのって!
◆前菜 その1
鴨のフォアグラにミュスカ・ドゥ・リヴザルトのジュレで覆って
ローズマリーを香らせた杏のチャツネと共に
フォアグラが香ばしくて美味しい!
◆前菜 その2
たらば蟹とマンゴー、赤たまねぎのリヴィエラ風
たらば蟹のシンプルな旨みが味わえる一皿。
盛り付けも奇麗!
◆魚料理
鱸にほんのりエピスを香らせて
サフランのエミュルションとグリーンアスパラガスを添えて
ここで、今まで飲んできた白ワインとこの皿とのマリアージュで論議が!
たしかに、この鱸に合わせるにはシャルドネがしっかりし過ぎでした。
コースの全ての皿にマリアージュさせるのはやはり難しいのでしょうね。
◆肉料理
フランス産仔牛のゆっくりロースト プロヴァンス風
タイム香るジュと大地の恵みの野菜リソレと共に
お肉は柔らかく、最後に回しかけられたフォンド・ボーの香りが素晴らしい!
◆デセール
ラヴェンダーの蜂蜜ゼリー
これは何と言うか、普通でしたね。
取り立ててどうこうではなかったような。(スミマセン)
◆グラン デセール
レモングラスのヌガーグラセにシトラスのサラダ仕立て
アーモンドの飴のスティックを飾って
甘過ぎず、食感も楽しくて美味しい~!
この後にカフェとミニャルディーズが出て、コースはお終いでした。
お飲物は下記の通り。
◆スパークリングワイン
Crement deLimoux Brut Les Graimenous -J. Laurens-
クレマン ド リムー ブリュ レ クレムルス
◆白ワイン
Grand Ardeche Chardonnay 2010 -Louis Latour-
グラン アルディッシュ シャルドネ
◆赤ワイン
コート デュ ヴァントゥー キュヴェ ド テラザス
Cotes du Ventoux Cuvee Terrasses 2011 -Chateau Pesquie-
飲み物で一番美味しかったのは、最初のスパークリングワインでした。
爽やかでキレがあって、辛口のワインはアミューズブーシュにボン・マリアージュ!
全体的に低温調理の料理が多く、ハーブ使いでスパイシーな感じ。
ポーションはどれもかなり小さめだったので、コースを完食しても、
ちょうど良い感じで、ありがちな「胃もたれ」等はなかったです。
お食事は美味しく、会話も楽しかったです。
ご馳走様でした。
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