創作和食 銀座KUSHIMA で夫婦水入らずの『忘年会』

３連休の前日の金曜日、主人と二人で忘年会をしました。
主人の希望が「和食」ということだったので、ネットで評判が良さそうなお店を検索。
銀座４丁目にほど近いイグジット・メルサ８階にある『創作和食　銀座KUSHIMA』に行って来ました。

予約した時は、「個室がご用意できないのですが…」と申し訳なさそうに言われたのですが、
通されたのは奥まった場所に二席、隔離されたようにあるお席で、ほぼ個室状態。
結局、お隣の席は空席だったので、広々とした個室と言う感じでとても落ち着けました。




私達の席からお隣の席をパシャリ。
店内はダークブラウンを基調にした落ち着いた内装。
私達のテーブルはこのテーブルの倍の大きさだったので「ゆったり」できました。




給仕さんを呼ぶシステムも新しかったです。

この「呼び出しベル」。
通常は写真のように「木」の部分を上にしておきますが、
周りの４面に「呼び出し」「お水」「片付け」「お会計」と書かれていて、
机の上に例えば「お水」の面を上にして置くと、お水が届くシステム。
もしかしたら私達が遅れているだけかもしれませんが、「便利～」と思いました！


今回、頂いたのは全８品のコースで、どのお皿も本当に美味しく頂きました。
なのでで、久々に真面目にグルメリポートを書こうと思います！



◆前菜６種盛合せ



写真の左奥から「京水菜とさえずりのお浸し」、「唐墨大根」、「柿と粟麩の白和え」、
「穴戸棒寿司」、「バイ貝の旨煮」、「海老芋ニョッキの田楽」



スモークしてある唐墨は普通の唐墨よりも旨味が凝縮されている感じ。
穴子の棒寿司もフワッフワで美味しい！
飲めるなら絶対、日本酒が合うのでしょうけれど、私は日本酒が飲めないので、
ビール、白ワイン、赤ワインを合わせました。



（奥のグラスの）蓬で作った生麩と柿の白和えも意表をつかれる味でしたし、
何と言っても海老芋のニョッキが甘くて美味しい！
落ち葉で飾られたお皿は「秋」の装いですね～。（もう、冬だけど・笑）

この前菜を頂いた時点で、お料理への期待が高まります！


◆真鱈・雲子の聖護院蕪すり流し



聖護院蕪の餡（すり流し）が優しい味で絶品！



具は鱈の切り身、雲子、椎茸、銀杏、百合根。
百合根がホクホクでいい感じ！


◆本日のお造り　４種盛り



本鮪、ぼたん海老、ハマチ、ヒラメの４種。
写真を撮る前にうっかりヒラメをひと切れ食べちゃったのでちょっとバランスが…。（笑）
ぼたん海老が甘くて最高！に美味しかった。
お皿の上の人参の紅葉と銀杏も可愛いですね。


◆アンコウ唐揚げ　鮟肝ソテー



下仁田葱ソース、文旦。　お皿も綺麗！



濃厚な鮟肝のソテーに文旦が爽やか！


◆鮑のソテー　肝ソース



鮑、本当に柔らかい！
私はお刺身のコリコリよりも、火を通して柔らかい鮑の方が断然好きですね！



バターが効いた濃厚な肝ソースが美味しくって、
付け合わせの芽キャベツも歯ごたえ良くて良い感じ～！


◆米沢牛のサーロイン炭火焼き



お肉は溶ける～。



焼き加減もバッチリ！　言葉は要りません。



ピンク塩（フランス産の岩塩）・あけがらしと生粒胡椒・山葵醤油

私は真ん中のあけがらし（山形のお味噌だそうです）と生粒胡椒が気に入りました！

さて、主人はお肉ＮＧなので、銀鱈の西京焼きが出ました。（写真はありません）


◆真鯛のお茶漬け



奥にあるお出汁を掛けて食べます。



具は鯛の他に野沢菜・錦糸玉子・とろろ昆布・針のり。
野沢菜がいい感じ～。



お出汁を掛けるとこんな感じ！
ちょっと温めだったけど、美味しかったです。



◆本日のデザート



塩麹入りのクリームブリュレ・メロン・ラフランスのケーキ



塩麹入りのブリュレ、不思議な美味しさでした！
しっかり「塩麹」が感じられるのに、違和感なくスイーツ！
今日のコースのデザートにピッタリですね～。



メロンも、ラフランスのケーキも美味しかったです！
お腹いっぱいでも、デザートはやっぱり「別腹」。（笑）


創作和食というだけあってフレンチやイタリアンのテイストを取り入れた料理は、
全て美味しかったですし、コースとしてのバランスも良い感じでした。
ワインがバイザグラスで飲めるのも嬉しいですね。
また、ちょっと不慣れな感じ（笑）でしたが、一生懸命な接客も好感が持てました。
何より、落ち着いて食事が出来たのが良かったです。

私のベストディッシュは鮑のソテー！　　
お替わりしたいくらいめっちゃ美味しかった！（笑）

季節ごとにメニューが変わるので、桜の頃にまた訪問したいです。