社台・サンデー・ＧＩＴＣ 2歳馬近況更新と馬名発表（今年も主人は名付け親に♪）

今日は社台・サンデー・ＧＩＴＣの２歳馬の近況更新があり、
その中で競走馬名の発表がありました。
これで馬名が決まっていないクラブはグリーンのみとなりました。
グリーンはいつ頃、発表されるのでしょうか？

そんな中、ある１頭の馬名の名付け親に、今年も主人がなれた模様。
久々に２歳馬近況（最新の立ち姿も）と合わせて馬名発表です。


◆スキアの２０（父：キタサンブラック）



競走馬名：ソールオリエンス
欧字表記：Sol Oriens
意味由来：朝日(ラテン語)。母名より連想

2022/03/04　社台Ｆ
坂路入り再開後は順調に調教を進めており、最近は週4日の頻度で
直線坂路コースに入って、そのうち2日は登坂2本のメニューを
消化できています。また、坂路入りしない日は周回コースでキャンターを
最大3000mｍ乗っており、周回コースを乗ってから坂路入りする日もあって、
その日はトータル4000ｍのキャンターを乗っています。心配の残る左後肢の
状態は安定していて、ここまで問題なくペースアップすることができています。
基礎体力が備わってきたことで、動きは安定感が出てきました。
背中の感触がよく、ここ最近で急上昇している1頭です。
負荷を上げている分、ボディコンディションがやや落ちてきているものの、
毛艶や筋肉の張り出しは良好です。飼葉の量を増やしていますので、
ここからさらなる成長を見込んでいます。最新の馬体重は435kgです。


◆カウアイレーンの２０（父：ジャスタウェイ）



競走馬名：マラキナイア
欧字表記：Malaki Naia
意味由来：3月のイルカ(ハワイ語)　母名より連想

2022/03/04　社台Ｆ
この中間も週3日は直線坂路コース(1000m)をハロン16～17秒ペースで駆け上がり、
そのうち2日は2本登坂する日を設けています。それ以外の日は、
周回ウッドチップコース4000mを乗って、基礎体力を強化しています。
調教負荷を上げつつ飼葉食いは安定しており、余裕を持って調教を消化しています。
まだ前捌きに若干の硬さは感じられますが、坂路では滑らかに加速しています。
さらに調教進度を上げて鍛えていきます。最新の馬体重は454kgです。


◆チューニーの２０（父：バゴ）



競走馬名：パダウ
欧字表記：Padauk
意味由来：ミャンマーで春に咲く黄色い花　父名、母名より連想

2022/03/04　社台Ｆ
この中間は週3日の頻度で直線坂路コース(1000m)を駆け上がり、
そのうち2日はハロン17秒ペースで2本登坂しています。
それ以外の日は、周回ウッドチップコース4000mのハッキングキャンターで
手前の変換を馴らしています。
調教負荷を上げた当初は少し戸惑っていた印象ですが、徐々に慣れて
余力のある動きを見せるうようになりました。気性的にも扱いやすく、
コースでは素軽い動きを披露しています。厳しい寒さの中でも体調は
安定しています。最新の馬体重は488kgです。


◆デグラーティアの２０（父：ドレフォン）



競走馬名：シャンディエン
欧字表記：Shan Dian
意味由来：稲妻（中国語)。父名より連想

2022/03/04　ＮＦ空港
現在は週２日は屋内坂路コースにてハロン17秒のキャンターを１本と
屋内周回コースにてハッキングキャンター2500ｍ、週２日は屋内坂路
コースにてハロン15～16秒のキャンターを２本という調教メニューを
消化しています。だいぶ力強さが出てきましたが、欲を言えば、スピードが
乗ってからのもう一押しがまだ足りないような気がします。これは多少
前向きさが足りないことが原因のひとつと思われるので、
他馬と併せるなどして、やる気を引き出していきたいと考えています。
体質的にやや弱さのある血統ですが、本馬は体調面の問題はなく順調です。
現在の馬体重は506kgです。


◆ヴァリディオルの２０（父：オルフェーヴル）



競走馬名：ヴァリドゥス
欧字表記：Validus
意味由来：「強い」(ラテン語)の意。母名より連想

2022/03/04　ＯＦリリーバレー
イレ込みやすい精神面も考慮し、この中間は1週間ほどリフレッシュメニューも
交えながら進めています。現在は、坂路コースをハロン17-15秒ペースで2本、
もしくは15秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで2500ｍ
駆け抜けるという内容が中心です。リフレッシュさせたことで調教時の落ち着きが増し、
無駄な力が抜け、体を起こして良いバランスで動けるようになってきました。
現状のペースであれば手応え良く走れていますので、心身のコンディションを
上手く保ちつつ、さらなる成長を促す方針です。飼い葉食いは悪くはなく、
最新の馬体重は532kgでした。


◆ローズマンブリッジの２０（父：ルーラーシップ）



競走馬名：ドゥアイズ
欧字表記：Doe Eyes
意味由来：母名が舞台である映画の主題歌名。母名および本馬の特徴より連想

2022/03/04　ＮＦ空港
この中間も速め調教を積み重ねています。現在のメニューは、週1回坂路コースを
ハロン16・15秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週2回坂路コースをハロン16秒
ペースで1本、週2回周回コースをキャンターペースで2500ｍ駆け抜けるという
内容が中心です。
体力的には余裕があり、走りのバランスが崩れることもありません。息の入りが早く、
とてもいい動きです。課題としては、脚さばきにバラつきが出ることがあるため、
トモの力をつける意識を持って乗り込み、体との連動を促していきたいと考えています。
登坂中にやや気持ちが入っている点も注意を払い、落ち着いて走る時間を多くするように
努める方針です。また、近ごろは飼い食いが落ち気味なことから、飼料の量や内容を工夫し、
時計を詰めていく今後を見据えて、コンディション維持に取り組みます。
最新の目方は443kgでした。


◆アナアメリカーナの２０（父：ジャスタウェイ）



競走馬名：グレンハイウェイ
欧字表記：Glenn Highway
意味由来：アラスカ州の高速道路。父名および母名より連想

2022/03/04　ＮＦ空港
この中間も鍛錬の日々を過ごしています。現在のメニューは、週1回坂路コースを
ハロン17-16・16秒ペースでそれぞれ1本の計2本、週1回坂路コースをハロン
17-16秒ペースで1本、その他の日は周回コースをキャンターペースで2500ｍ
駆け抜けるという内容です。現状の負荷でしっかりと乗り重ねたことにより、
動きには力強さが出てきました。登坂日以外での周回コースにおける調教を順調に消化し、
バランスの良い走りができています。また、見た目のメリハリが以前よりも増し、
馬体は着実に成長中です。最新の目方は484kgと増えました。今後もトレーニングを積み、
素質を丁寧に磨きあげていきます。



さて、上記７頭の中で今年も主人が名付け親になった仔が。
それはヴァリドゥスです。
母を連想しやすいですし、意味も「強い」ですから、手前みそですが良い名前かと。
牝馬の馬名がちょっと牡馬っぽいですが、今年は総じて良い名前がつきました。