新米お母さん、ファインビンテージ

今日、嬉しい写真を見つけました。

元サンデーサラブレッドクラブの愛馬ファインビンテージの近況です。

この仔は２歳の７月、函館の芝1800ｍの新馬戦でデビュ～。
一番人気に押されましたが３着。
その後、３戦目で勝ち上がりましたが、その際の鞍上は世界のデザーモ
12月の中山　芝1200ｍの未勝利戦でした。
２着につけた着差は６馬身
タイムも優秀で、クラブからは連闘でフェアリーステークス
（当時は２歳１２月に芝1200ｍで施行されていました）に挑戦の示唆もありましたが、
先生が慎重で「まだ詰めて使うことに馬が耐えられない」と断念。
単純な比較で、タラレバになりますが、未勝利戦の勝ちタイムは
翌週のフェアリーステークスのそれを上回っておりました

でも、先生の判断は正しかったようで、年明に一戦し、
次は春菜賞へっという調教で肺からの鼻出血。
長期休養を余儀なくされました

その後、復帰初戦を見事に飾りましたが、体質の弱さは改善されず、
１～２戦しては山元でお休みを繰り返す競走生活。

昨年の8月、最後のレースとなった新潟芝1000ｍを惨敗後、
体質の弱さで3月の引退時期までに立て直すのは難しいっとの理由で
志半ばにして引退、繁殖入りとなりました

一応、2勝しているし、ノーザンファームでお母さんになってくれれば、
子供にも出資できるかな～なんてお気楽に考えていましたが、
繁殖牝馬も牧場に溢れている現状で、あっさり秋の繁殖セールで売却。

買って下さった橋本牧場の場長さんのブログで
その元気な姿が見られることだけが救いデシタ。


そのブログに、一枚の写真がアップされました。



（写真は橋本牧場ブログ（ラフドラフト）に掲載されたものを拝借したものデス）

ソリッドプラチナム、ファインビンテージ、ダイワキャンディの新米繁殖トリオです

写真左のソリッドプラチナムはユニオンのクラブ馬で、マーメードＳ勝ちの活躍馬
橋本牧場の生産馬なので、別格に大切にされていると思います。
ファインと同い年の６歳。

写真右のダイワキャンディは準オープンでも好勝負した活躍馬で、
多分、馬主さんの預託馬として他牧場に繁用されていたものが
セールに出たか何かでこちらの牧場へ移動してきたようです。
ただ今14歳で産駒を6頭産んでいるベテランお母さん。

橋本牧場の新米繁殖トリオとして、写真に映っていますが、
一番実績のないファインが真ん中で大きい顔（長～い顔）してえばってますネ

初の配合相手が誰なのか、とっても気になるところですけど、
春になって仔馬が生まれれば、また、ブログにアップされると思うので
首を長～くして楽しみに待ちたいと思います


この牧場は、ユニオンに馬を提供しているようですけど、
とりあえず、ユニオン入会の予定はありません。　アシカラズ

仔馬が生まれたら、逢いに行きたいな～