追悼 ○○ぐち！（前）

今日、○○ぐちの訃報を知った。

彼女とはダンス仲間。
何度も一緒の舞台に立った。
トシはたぶん10歳以上彼女の方がお姉さんだったけれど、
私達は仲間であり、親友だった。
彼女にも４人の子どもがいて、人生の先輩だったから、
子育ての悩みを聞いてもらい、家族円満の術を教えてもらった。
３～４年前に彼女がサークルから去り、別な所で踊るようになってからも、
お互いの舞台を観あったり、長電話で近況を報告しあったり。
私にとっては、大事な大事な・・・

亡くなったのは、11月24日。
死因は致死性不整脈。
それは突然だった。
10日後には、フラメンコの舞台に立つ予定だったのだから
家族も、友達も、本人も誰もそんなことが起きるとは
想像もしていなかっただろう。

彼女は自分の最後の時のことを全て家族に指示していた。
「自分にその時が来ても、家族以外の誰にも知らせてくれるな。
しばらく海外旅行にでも行っていることにしておいてほしい。」

彼女の遺志どおり、我々にはその死は知らされず、
家族だけで密葬が済まされていた。

それが彼女の美学。確かに彼女らしいとは思う。
自分のことで騒がれるのは嫌なのだろう。
そっと去っていきたかったのだろう。

でも、でも、でも・・・

さみしいよ、○○ぐちーー！
さみしいよぉぉぉーー！