恐怖の役員選出

本日は３号４号の入学式。
私は３号の高校へ。ナビパパは４号の高校へ。

入学式はふつ～～に行われ、
新入生が拍手の中、会場を退場し終わると、

ガッシャーーンンンンン

体育館の扉は保護者を残したまま、閉じられました。
そうなのです！
これから『恐怖の役員決め』
もう逃げることはできません。。。

「はい、はい、ではみなさ～～ん！
各クラスごとに丸く座ってくださ～い！」
「各クラス２名の役員を決めていただきマース！」
「決まったクラスから、子ども達の待っているクラスに
行くことができまーす！」

早速、自己紹介から始まりました。
「○○中学からきた△△です。」
よし、ここはひとつ、
『声の小さい暗い母親』を演じなければ！！！
オーー、完璧だぁ！

開始からほぼ３０分経過。
他のクラスは、拍手がおこり、続々と退室していく中、
我がクラス、なかなかの我慢強い方ばかりで決まりません。

「どうしますか？公平にじゃんけんにします？
もし、じゃんけんであたってしまった時に
どうしても引き受けられない方いますか？」

ありゃりゃ！　
続々と手が上がり、大告白大会が始まりました。
個人情報保護法の時代にいいのか？！

Ａ「うちは母子家庭で２歳の下の子がいるもので・・・」
Ｂ「私は難病を患っていて、週２回病院に行かなくてならないので」
Ｃ「離婚した父親でして、普段は別のところに住んでいます」
Ｄ「昨年、主人が亡くなってまだ精神的に立ち直れなくて・・」
Ｅ「母が脳梗塞で昨年倒れて、介護をしなくてはならないので」
Ｆ「私は単身赴任で赴任先に戻らねばならないし、妻はフィリピン人で」

す、す、すご過ぎるざます。
カミングアウトした方々が抜け、いよいよ、じゃんけん！
となったところで、
「じゃーー、やりますよぉ、私が！」
と言ってくださった方が！


さてさて、その夜・・・
４号ナビパパチームはどうだったかと聞いてみたら

ナビパパ「いたたまれなくてさぁ、役員引き受けてきちゃった。」

っえーーーーーーっ！？！？！？！
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとぉぉぉ～～～
『声の小さい暗い母親』を演じてきた
私の努力はどうなるのだ！