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【Wizardry外伝】五つの試練 (steam)

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2024年7月22日(月) きょうの潮流

2024年07月22日 10時46分23秒 | 日本共産党

2024年7月22日(月)

きょうの潮流

 話題を集めているNHKの朝ドラ「虎に翼」では、女性への差別をはじめ、さまざまな形の差別の問題が描かれています。注目される登場人物の一人が崔香淑(チェヒャンスク)。主人公の寅子が大学で法律を学んだときの同期生です

 

虎に翼のモデルになった留学生は?
 
朝ドラ「虎に翼」が描いた朝鮮人留学生香淑のモデルや実際の生活 ...
 
現在、プレゼンテーション中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」は、様々なマイノリティーや弱い人の姿も描いています。 主人公の寅子(伊藤沙莉さん)の同級生で、ハ・ヨンスさんが演じる朝鮮半島からの留学生、崔香淑(さい・こうしゅく、チェ・ヒャンスク)も、とても重要な登場人物の一人です。2024年6月27日

 

▼朝鮮から留学していた香淑は、兄が思想犯の疑いをかけられたことで、弁護士の夢をあきらめて朝鮮に帰ります。かの地で、のちに寅子の同僚となる汐見圭と知り合って結婚し、再び日本に渡ります。そのときから汐見香子と名乗っています

 

 

 

▼香淑はなぜ名前を変えなければならなかったのでしょうか。子どもを産んだ彼女は寅子にいいます。「崔香淑は捨てたの。娘のために」。背景に朝鮮人への差別がうかがえます。当時の日本で朝鮮人として生きることはどんなに大変なことなのかと

 

 

 

▼差別はいまも続いています。戦前の侵略と植民地支配のなかで醸成されてきた偏見も拭い取られないまま、朝鮮学校が「高校無償化」から除外され、自治体による補助金も各地で打ち切り・停止になるなど新たな差別も。ヘイトスピーチやSNSでの暴言は目に余るものがあります

 

 

▼日本政府は「徴用工」や日本軍「慰安婦」の問題など過去の加害の事実に向き合おうとしていません。被害者にきちんとした謝罪や補償をしない姿勢が、差別を許す土壌を広げています

 

 

 

▼歴史の事実を受け止め、差別によって人間の尊厳を奪ってきたことへの反省を示すことこそが、この国が「国際社会において、名誉ある地位」を占める第一歩になるでしょう。

 

日本国憲法 前文

 

                            日本国憲法 前文

 


日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通
じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との
協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす
恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起る
ことのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に
存することを宣言し、この憲法を確定する。
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、
その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれ
を行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類
普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくもの
である。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔
勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配
する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する
諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保
持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷
従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている
国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われ
らは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平
和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他
国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、
普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権
を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であ
ると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な
理想と目的を達成することを誓ふ。


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