2024年6月6日(木)
沖縄県議選 あす告示
共産7氏勝利で平和の島へ
沖縄を日米両政府が狙う「敵基地攻撃」の最前線にするのか、玉城デニー県政が進める対話と外交による平和構築の取り組みで基地のない平和で豊かな沖縄をめざすのかが問われ、国政にも大きな影響を与える沖縄県議選(16日投票)が7日告示されます。日本共産党は、過去最高の議席に躍進した前回に続き、党予定候補7人の全員勝利で「オール沖縄」を前に進め、自民党政治を終わらせるうねりを沖縄からつくり出そうと大激戦に挑みます。
総定数48に現時点で75人が立候補する見込み。日本共産党は、とぐち修、比嘉みずき(ともに那覇市・南部離島区、定数11)、ニシメ純恵(浦添市区、同4)、たまき武光(島尻・南城市区、同4)、セナガ美佐雄(豊見城市区、同2)、しまぶく恵祐(沖縄市区、同4)=いずれも現=、上原トクイチロー(糸満市区、同2)=新=各予定候補が必勝をめざします。
デニー県政打倒へ自民党は、公明・維新で過半数を奪取しようと政権、党本部をあげ乗り出してきています。3日には自民党の小渕優子選対委員長が沖縄入り。県内の経済界関係者らと会ってテコ入れを図りました。本土ゼネコンなどが下請けをはじめ県内企業を激しく締め付け集票、動員を徹底しています。
戦争準備や裏金事件で自民党への怒りは根強く、「戦争の最前線ではなく、平和の島・沖縄を」「くらしを守り、デニー県政をさらに前へ」など、日本共産党の訴えが届けば共感は広がる状況です。一方、自公維が「共産党落とし」シフトを敷くなど熾烈(しれつ)な大激戦となっています。7人全員勝利のためには有権者への働きかけを、他陣営を上回る規模に引き上げられるかどうかにかかっています。
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